いぎなり東北産とばってん少女隊、地方創生ライブの第二弾はあるのか?

地方創生ライブはまたやるべきか?

いぎなり東北産とばってん少女隊による「地方創生ライブ」、ネットで情報を追ってみた限りではすこぶる好評で、否定的なな意見は一つも見かけなかった。

ホーム&アウェイ方式で互いの地元で行われた今回のライブ、早くも次を期待する声が多いみたいね。

日頃は観れないスペシャルなライブだから、次が見たくなる気持ちはよく分かる。

ボクも再戦には賛成、だけどそれはもっと先でいいかなと思ってる。

どうしてかというと、価値が下がってしまうから。

だってそうでしょ、めったに観れないからいいんであってしょっちゅうやってたらスペシャル感がなくなってしまうもんね。

例えばプロ野球のセパ交流戦、あれによってオールスターの価値は確実に下がってしまった。

それ以前は両リーグのチーム、選手の対決は、オールスターか日本一を決める日本シリーズしかなかったんだよね。

でも、交流戦導入以降は毎年全カードが見れるようになった。

その交流戦にしても、導入当初のようなスペシャル感はもうないよね。

だから、当初ほど大きな話題にはならないし、観客動員にもあまり影響はしてないんじゃないかな。(データがないのであくまで個人的見解)

ということで、再戦は早くても1年後、できれば2年くらい空けたほうがいいと思うよ。

地方創生ライブの可能性

地方創生ライブというのは、その名のとおり地方活性化、とりわけ地元を活気づけるという趣旨なんだろう。

その趣旨に沿って考えてみると、必ずしもローカリズム(地方組)だけでやらなくてもいい気がするね。

というのも、東京のグループを自分たちの地元に招く形でやってもいいはずだから。

その場合は、必ずしもホーム&アウェイ方式でなくてもいい、「地方創生」なんだから。

ばっしょーが ukka 、東北産が CROWN POP、TEAM SHACHI(シャチ)が B.O.L.T をそれぞれの地元に迎えるという形でもいいだろう。

そんなふうに考えていくと、魅力的なマッチメイクがいくつも思い浮かぶね。

個人的には「タリルリラ」をばっしょーが、「OTOMEdeshite」をukka がカバーするとか観てみたい。

 

東北産とクラポなら「午後四時ごろのすきです」、「おのぼりガール」をそれぞれがカバー、あるいはコラボするとかね。

 

ばっしょー絡みなら他にもいくらでも夢の競演ができるよね、ほとんどのグループとまだ未対戦だから。

対クラポ、B.O.L.T、AMEFURASSHI、超ときめき♡宣伝部とか、「試練の〇番勝負」みたいなやり方でもいいかも。

あ、「試練の〇番勝負」はクラポがやったほうがいいかな、地方創生とは趣旨が違うから。

地方組は不利なのか?

先日の福岡での地方創生ライブにおいて、ばっしょーの上田理子さんから「地方は東京に比べて不利」とか「東京に負けたくない」といったかんじのコメントがあったらしい。

【ライブレポート】ばってん少女隊×いぎなり東北産、全力のぶつかり合い&コラボで結束した地方創生ライブ(写真100枚)
ばってん少女隊といぎなり東北産によるツーマンライブ「地方創生ライブ~ばってん東北産~in福岡」が10月9日に福岡・UNITEDLABで開催された。

これ、いろんな人が昔から言ってるよね。

確かにそういう面は“あった”、過去形で書いたのは、今はそうでもないから。

福岡で言えば井上陽水さん、チューリップ、海援隊、甲斐バンド、CHAGE & ASKA、松田聖子さん、森口博子さんなど、そうそうたる面々をを輩出してきている。

そうした人たちが福岡で活動していた頃は、まだインターネットはなかった。

やっぱり日本の中心は東京だし、情報発信はどうしても東京が起点となっていて、それが地方に伝播していくという流れになる。

だから、地元で有名になってもそれだけではなかなか全国区の人気を得ることが難しかったんだよね。

まあ、地元での活躍が東京の業界人に伝わるってことはあったけど、その場合は活動の拠点を東京に移さなきゃいけなかった。

というか、上記の人たちもそういう経緯で上京したんだよね。

それは、東京圏のほうが人口が多く市場規模が大きいから。

ビジネス的な成功を収めるためには、東京で一旗揚げる必要があったんだよね。

市場規模って面で見たら、地方のほうが不利と言えなくもない。

ただ、ネットが発達した現代では、少なくとも情報発信という面での不利はない。

昔はどんなに地元で有名になっても、その情報が全国へと伝わっていかなかったんだよね。

だから、地元に人を集めるってことが難しかった。

でも、今なら日本どころか世界中に瞬時に情報を伝えることができるんだから、人を集めるのは以前ほど難しくはないんだよね。

一つ例を挙げるなら BABYMETAL ね、日本は世界的に見れば極東、東のはずれ。

でもそんな所に世界中から人が集まるんだよ、中にはブラジルとかアルゼンチンとか地球の裏側がやってくる人さえいる。

シャチ、東北産、ばっしょーもそんなふうに地元に人を呼べる存在になればいい、それこそが地方創生でしょ。

上田さんはどうして東京に負けたくないと言ったのか?

もう一点ボクが気になったのが、「東京には負けたくない」という発言。

これはちょっとまずい、すぐにでも修正したほうがいい。

ここで突然だけど、人はどうしてダイエットするのか、分かる人はいるだろうか?

「そんなの、太っているからに決まってんじゃん!」

きっとそう思ったことだろう、その認識は正しい。

でもそれだけだと不十分、正確に言うと「自分のことを太っていると思ってるから」である。

ボクは、ダイエットの指導においてまず最初に「ダイエットをやめましょう」と言っている。

クライアントにそう言うと、初めに返ってくる反応は「は?」なんだよね。

それはそうだろう、痩せたくて相談してるのにダイエットをやめろって言われるんだから。

でも、そこにはもちろん重要な意味がある。

ダイエットをするのは太っているから、つまりは太っているという自己イメージがあるから。

人の脳には、自己イメージを守ろうとする働きがあるんだよね。

なので、太っているという自己イメージがあったらそれを守ろうとするってわけ。

ダイエットが上手くいかない一番の理由がそれ、世の中で言われているダイエット法のほとんどはスタートから間違ってるんだよね。

ダイエットという行為自体が太っている自分を肯定することになるから、まずダイエットをやめなきゃいけないってこと。

その上で、自己イメージを「私は痩せている」に変える。

そうすると、脳はそのイメージに合わせて体型を作り変えてくれるというわけ。

なので、イメージの中で痩せている自分を作ることができたら、あとはもう勝手に痩せていく。

ここで、冒頭の「東京には負けたくない」という上田さんの発言に話に戻そう。

その発言は、負けているという自覚があるからこそ出てくる言葉だということが分かるだろう。

つまりはそういう自己イメージだってことで、それでは勝てないのよね。

まあ、負けたくないと思うのは勝てると思っているからでもある。

だって、どうやっても勝てそうにないと思ってたらそんなこと考えないもんね。

なので、ボクも発言そのものを否定しているわけではない。

上田さんが現時点で負けていると思ってるのは、ボクから言わせれば単に自分たちを過小評価しているだけ。

だからそこを変えさえすればいいと思ってるんだよね、今のばっしょーは上田さんが思っているよりはるかに強いから。

「東京には負けたくない」ではなくて、「東京?何それ、おいしいの?」くらいでちょうどいいのよ。

それはばっしょーに限らず東北産やシャチもね、東京を過剰に意識しないほうがいい。

まとめ

話が途中で少し逸れたけど、ファンからの評判も良かったみたいなのでこの地方創生ライブはまた行われるだろう。

ボクが思うには、コラボの相手を地方組だけに限定せず、東京のグループを地元に招く形でやるのもアリなのではってこと。

そのほうがファンが見たいコラボの選択肢も広がるし、お互いに刺激にもなって Win-Win だと思うのよね。

もう一つ言うと、より多くのグループと絡むことで一つ一つの組み合わせの鮮度が保てるということ。

ついでに言うと、クラポは「試練の〇番勝負」的なツーマンをやるといいね。

その場合、例えば対東北産だったらホーム&アウェイ方式で、東北産のホームを地方創生ライブ、クラポのホームを試練の〇番勝負として開催するっていうのもアリ。

というわけで、各運営さんはそういったことも考慮の上でスタプラ内ツーマンの企画をしてほしい。

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