原因はももクロにある!? スタプラの妹グループが伸び悩む理由と打開策は?

たこやきレインボーの敗北宣言

前回も書いたけど、たこやきレインボーがメンバー全員の卒業と、グループとしての活動を一旦休止、充電期間を経て新プロジェクトを立ち上げることを発表した。

※. たこ虹のライブ動画、知らぬ間に削除されちゃったね、何が問題でもあるのかな?

これは事実上の敗北宣言だよね、たこやきレインボーとしてはここまでが限界と認めたということ。

まあ、それが悪いのかと言えばそんなことはない、実際その先をちゃんと見据えているわけだしね。

潔く間違いを認めて軌道修正できるなんて素晴らしいじゃない、それはとても勇気のいることだよ。

世の中を見渡してみれば、それができずにもがいてる人なんていくらでもいるでしょ?

だから、早く気づいてよかったというのがボクの感想。

今回の卒業劇は脱皮というか変態、幼虫からサナギ、成虫へと変化していく一過程ととらえたらいいんじゃない?

背水の陣の TEAM SHACHI

少し前の話になるけど、TEAM SHACHI(シャチ)が2021年10月にパシフィコ横浜(キャパ約4,000人)でのライブを発表したよね。

それはナゴヤドーム(バンテリンドーム)へのステップとしてのもので、パシフィコを成功させたら次のステップとして日本武道館を目指し、さらにその先へ進むというもの。

これは、シャチの YouTube チャンネルで配信している「柚姫の部屋」でも発表されていた。

いつの配信だったか記憶が定かではないんだけど、アーカイブでそれを観てボクは何かただならぬ空気を感じたのよね。

これはタフ民の人からは怒られるかも知れないけど、「ダメだったら解散というところまで考えてるんじゃないか?」と思ってしまった。

一応言っておくと、大黒さんはそんなことは一言も言っていない、あくまでボクの邪推(?)ではある。

でも、その邪推がもしも当たっていたとしたら、ちょっと気の毒ではあるよね。

背負わされた十字架

バンテリンドームという目標は、もともと彼女たちが自発的に言い出したものではない(かも知れない)。

その目標は、名古屋ガイシホールでのライブのアンコールパートで発表されたものだよね。

その時のやり取りを見る限り、この目標は大人から課せられたもので、彼女たちが言い出したものではない。

ただ、最初にかっこ書きで「かも知れない」と書いたのは、この時のやり取りが実は茶番で、あらかじめメンバーの口から出たものである可能性もあるから。

でも、そこまで考えるのはたぶん勘ぐりすぎで、これはやっぱり大人発案のものなんだろうね。

どうしてそう思うのかと言えば、伊藤千由李さんの卒業発表でのコメントなのよね。

その中で彼女は「やり切った」と言ってる、ドームがやりたかったんだとしたら、そんな言葉は出てこないのでは?

ちなみに彼女は、小さな頃から歌って踊れる女優になりたいと思っていたそうで、それを目指すというのが卒業の理由。

つまり、本当にやりたいのはそっちだったってこと。

でも、それは決してしゃちほことしての活動が嫌だったということではなくて、あくまで優先順位の差なんだよね。

あ、「やり切った」はばっしょーの星野さんも言ってたね、彼女にとってもPayPayドームは最優先ではなかったのかも知れない。

それか、新たにやりたいことが見つかったのかな、むしろそっちのほうが可能性は高そう。

人生においては時間は有限だから、一番やりたいことを最優先するのがベストな選択。

優先順位の低いものを優先して、一番やりたいことができなかったら悔いが残るでしょ?

だから、伊藤さんも星野さんも今ベストな人生を歩んでるってこと、この先も自分の信じた道を行けばいいと思うよ。

そんなわけで、もしもドームが自分たちの本当にやりたいことではないのだとしたら、シャチは勇気を持って取り下げるべきだよね。

そして、本当にやりたいことを最優先でやるべきというのがボクの意見。

たこ虹、シャチに共通する失敗の原因

さて、ここまで見てきた上で言うと、たこ虹もシャチもうまくいってはいないよね。

ではその原因がどこにあるのか?ボクはももクロだと思っている。

とは言ってもももクロが悪いというわけではなくって、たこ虹もシャチもももクロの後を追いすぎたよね。

もちろんそれにはいい面もあったんだけど、負の側面のほうが大きかったかなとボクは思ってる。

だって、人数もメンバーカラーも同じにしたらどうしたって比較されるでしょ、それにパクリ感もあるしね。

つまり劣化版コピーになっちゃうのよね、たとえ歌唱力やダンスでは引けを取っていなくても。

エビ中が比較的うまくいってるのも、ももクロとは違う方向に舵を切ったからだよね。

でも、全力とか生歌ってところは共通してる。

そういうところは真似てもいい、というか大事なのはそっちのほうでしょ。

他にわりとうまくいってるのは超ときめき宣伝部かな、超とき宣は(初期)ももクロと同じメンバーカラーカラーだけどキャラは全然違う。

超とき宣はスタプラでは珍しい(?)正統派アイドルグループだから、そういう意味では独自路線だよね。

たこ虹もシャチも、ももクロに対するリスペクトが特に強いんだけど、それがかえって仇となった感はある。

やっぱりさ、尊敬する人を真似したい気持ちはあるでしょ、誰だって。

でも、なんでも真似すりゃいいってもんでもないよね。

ってことでたこ虹もシャチも途中からそのへんは少しずつ修正して、衣装もメンバーカラーメインのものではなくなってきてはいた。

これについてはばっしょーもそうだよね、メンバーカラーは差し色として使うように主張控えめになってきてる。

色々と厳しめのことを言ったけど、悪いのはメンバーではなくて安直に真似をした運営だからね。

だって、結成当初はまだ子どもだったメンバーが、なかなか大人に対してノーは言えないでしょ?

ということで、たこ虹もシャチも早くももクロの呪縛から解放されるといいよね。

たこ虹、シャチ以外の妹グループはどうか?

たこ虹やシャチ以外のスタプラの妹グループも、人気と実力が比例していないというのがボクの印象。

その原因もやっぱりももクロなんだけど、もちろんももクロが悪いという意味でない。

妹グループって、ももクロの後輩というだけで最初からある程度注目されちゃうでしょ?

でもそれにはゼロから集客をする経験ができないという弊害があると思うのよね、言い換えると本当の苦労を知らないってこと。

そこそこいい環境からスタートしちゃうから、その先にある困難に耐えられないひ弱な印象があるのよね。

それは例えて言うと、創業社長と二代目の違いみたいなこと。

くぐり抜けてきた修羅場の差って言うのかな、どうしてもそういうものを感じる。

それとさ、新しいことってたいがいももクロがやってきちゃってるから、そういう意味では後輩は難しいとこあるよね。

実際、路上ライブなんて今は法律の関係で簡単にはできないからね。(警察に届け出でもすればできるんだろうけど)

例えば、B.O.L.Tやいぎなり東北産が糸電話お話会とかやってたけど、それも十年以上前にももクロが既にやってしまっている。

さらに言うと、今アイドルは履いて捨てるほどいるからね、ももクロの頃とは競争率も違う。

そんな中で結果を出さなきゃならないんだから大変ではあるよね、でも必ず何か方法はある。

ファンができること、やるべきこと

どうすればブレイクできるのか?今のところ確実に「これ!」と言えるものはない。

てゆうか、それが分かればみんな売れるし倒産する会社もないよね。

まあそんな中でも傾向というか成功例はある、ヒントは以前にも紹介した瑛人さんの「香水」とエビ中の「仮契約のシンデレラ」かな。

アメフラっシ、いぎなり東北産、ukka、メジャーデビューについて考える
さて、インディーズというとマイナーなイメージを持つ人もいるかも知れないけど、全然そんなことはない。 メジャーレーベルというのは大手レコード会社のレーベルであって、インディーズは中小のレーベルっていうだけ。 だから、メジャーだから上手インディーズだから下手とかいったことはない。

この2曲、どちらも TikTok がきっかけでヒットしてるんだよね。

そして、当事者がそれを仕掛けていないというのがポイント、全くの自然発生的なムーブメントなわけ。

「仮シン」なんて2012年のメジャーデビュー曲だもんね、つまり新曲でなくてもいいってこと。

そんなわけで、TikTok をはじめとした SNS での積極的な情報発信は必須だろうね。

それはタレント側だけでなくファンもね、むしろファンによる発信のほうが重要でしょ。

ということで、自分の推しに売れてほしいと思うならどんどん情報発信すべき。

「俺がドームに連れてってやる!」ぐらいの気概があっていいよね、みんなでやれば奇跡も起こせるんじゃない?

とにかく世間に向かって情報を投げること、どんなにいいものであっても知られなければ評価されることもないからね。

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