柏木ひなたさんが転校を決断した理由
私立恵比寿中学の柏木ひなたさんが、2022年いっぱいでエビ中からの転校(脱退)を発表したね。
日頃より私立恵比寿中学への応援、誠にありがとうございます。
この度、出席番号10番 柏木ひなたが2022年12月に開催予定の公演をもって、私立恵比寿中学を転校(脱退)することになりました。
公演の詳細は後日発表します。皆様のご理解と、メンバーへ引き続きの応援をお願い申し上げます。 pic.twitter.com/Biqll7LKPl
— 私立恵比寿中学(エビ中) (@ebichu_staff) April 3, 2022
公式発表によるとどうやら健康上の理由みたい、個人情報なこともあるからか詳しい病状等はこことでは公表していない。
自身の体調によってエビ中の活動を休んだりすることに対して、ずっと心苦しさを感じていたんだろうね。
本来ならもっと早く決断していたのかも知れないけど、ここに至るまでのエビ中を取り巻く環境がそれを許さなかったというのはあるだろう。
この時点で決断できたのはやっぱり環境の変化で、新メンバー加入と安本彩花さんの復帰が決め手になったと推測。
ところで、柏木さんが転校となると、どうしても運営との確執を連想する人がいるよね。
でも、柏木さんのブログを(素直に)読めばそれが的外れな指摘であることはすぐに分かると思う。
そうした噂の発端となったと思われるのが、かつて柏木さんがエビ中の新メンバー加入に反対したこと。
新メンバー加入を快く思わない柏木さんが転校を決断したと(勝手に)思い込んだごく一部の人がネット上に流した話で、それを事実であるかのように受け取った人がいたってだけなんだよね。
柏木さんが新メンバー加入に反対したというのも、「今(その当時)はその時期ではない」といっただけで新メンバーを入れること自体に反対したわけじゃない。
なのに、一番大事な「今(その当時)はその時期ではない」という部分を端折って伝えた人がいたんだろうね、それが意図的だったのかどうかは分からないけど。
まあ、人というのは思い込みで生きているものだから、残念ながらどんなに言葉を尽くしても理解しない(できない)人は一定数いる。
中島みゆきさんの言うところの、「人はみな望む答えだけを 聞けるまで尋ね続けてしまうものだから」ってやつね。
万が一、いや億が一そんなことがあったとしても言うはずがないし言うべきことでもない。
だけど、今回の件に関して「校長」こと藤井ユーイチ氏がちょっと引っかかるツイートをしていて気になった。
今は何言っても皆さん受け止めづらい気持ちもあるかなと思います。でも12年やってくれてる柏木には感謝しかないのです。早く発表して残りの時間を多くというのも本人なので。これからもやるしかない。エビ中終わらせないです。全部終わる時が来たらオタクの皆様パーっとやろうw
— 藤井ユーイチ (@fujiiyuichidesu) April 3, 2022
校長は正直で嘘のつけない人なんだろうね、だからこういう場面でつい本音が出ちゃうんだろう。
「エビ中終わらせないです」という言葉からは、エビ中といえどもこの状況下では綱渡りの運営を強いられていることが想像できる。
グループが存続していることは決して当たり前なんかじゃないんだよね、ちょっとでも舵取りを誤れば脆くも崩壊してしまう、そんな不安定なものなんだよ。
だから、ファンであれば特に今はしっかり支えてあげなきゃいけない、たとえいつかは終わる時が来るのだとしても。
TEAM SHACHI、unBORDE から卒業の意味
柏木さんがエビ中からの転校を発表したのとほぼ同時期に、TEAM SHACHI が長らく所属していたレーベル unBORDE から卒業、 今後は自主レーベルを立ち上げると発表。
卒業というと聞こえはいいけど、レーベルサイドから契約更新の打診がなかったというのが真相じゃないのかな。
デビュー5年目あたりをピークにしてセールスは落ちてただろうしね、現実として。
まあ、メジャーレーベルが全てではないからそれでもべつに悲観することはない。
実際、ばってん少女隊だって自主レーベルになってからのほうが輝いてるでしょ。
なので、そういうことも踏まえての自主レーベル立ち上げと見たほうがいいね。
ばっしょーの例に倣うなら、シャチも新メンバーを入れるというのもアリかなとボクは思うけど。
シャチはエビ中と違ってここまでメンバーの補充は一切せずにやってきたから、普通に考えたら生え抜きメンバーでやっていくんだろう。
でも、普通のことをやっていたら風は起こせないのよね。
だから、ボクだったら新メンバーを入れるかな。
あ、もちろんそれは大人が提案するんじゃなくてメンバー自身の考えであることが大前提ね。
N-Twinkle TRIBE の久保歌恋さんとか入ったら、かなり空気感も変わりそう。
ただ、一人だけだと重圧が大きすぎるからもう一人入れたほうがいいだろうね。
そういう意味では、エビ中に入った小久保柚乃さんなんてむしろシャチ向きだったと思うんだけどな。
今、スタプラで起きていること
柏木さんの転校にシャチのレーベル卒業、他にたこやきレインボーの新プロジェクト断念といのうは、どちらかというとネガティブなニュースだよね。
ここにきてそうした出来事が立て続けに起きているのは、たぶん偶然じゃない。
超ときめき♡宣伝部やばってん少女隊、いぎなり東北産など若手グループが台頭してきて、スタプラに世代交代の波が押し寄せてるんだよね。
このまま新世代が旧世代を超えていくのか、旧世代が意地を見せて踏みとどまるのか、スタプラ全体で見れば活性化していていい傾向だとボクは思うけど。
たこ虹とほぼ同期のシャチにとっては、ここは特に正念場かな。
シャチのメンバー、運営もそういう危機感は持ってると思うよ、だからこれからいい方向に向かうと思う。
万が一たこ虹と同じような道をたどるようなことにしまったら、頑張っても夢は叶わないこともあるという、マイナスなメッセージを後輩たちに送ってしまうことにもなるから、ここはなんとしても乗り切ってほしいところ。
でも、もともと名古屋城の路上からスタートしたわけだから、最悪はそこに戻ればいいと思うよ。
そこから再び這い上がっていくとかなったらストーリー性もあってカッコいいし、後輩に見せる後ろ姿としては最高でしょ。
まあ、それは外野がどうこう言うことではなくて、あくまでも自分たちのやりたいことをとことんまでやればいいだけなんだけどね。
今後スタプラはどうなる?
この先、スタプラ内の勢力図は混とんとしていくだろう。(実績面においての話)
さながら戦国時代の群雄割拠のような状態で、下剋上が起きても全く不思議ではない。
これまでは、キャリア、実績ともに先輩グループのほうが上だったこともあり、妹グループの子たちは気後れする面もあったと思う。
でも、これからはそういうことは気にせずやってほしいし、先輩たちも気にさせないように振舞ってほしいよね。
もちろん先輩たちも自分たちのほうが格上だとか思ってはいないだろうけど、普通にしていたら後輩のほうは勝手に自分たちを格下だと思いこんじゃうものだから。
先輩はそのあたりは特に気をつけて接する必要はある、その上で先輩後輩関係なく切磋琢磨し高めあっていくのが理想だよね。
かつてプロテニスの錦織圭選手がトップクラスの選手に歯が立たなかった頃、、コーチから「優勝するのはお前じゃない!俺だ!という気持ちがなければ戦う前に負けている。過去の実績なんて目の前の試合には関係ないんだ」と言われてから互角に戦えるようになったという。
そういえば、ももクロも和田アキ子さんから「ステージに立ったら先輩も後輩も関係ない」という言葉をもらっていたっけ。
そんなわけだから、後輩グループは対等な気持ちで先輩を喰ってやるくらいの勢いで、遠慮なくガンガンぶつかっていけばいい。
そして、先輩はそれを堂々と受けて立てばいい。
あ、もちろんそこは決してバチバチはしないというスタプラの良いところは残しつつね。
でも、そうなるともうスタプラフェスでのシンデレラ決定戦はできないかな。
まあ、それは後輩の成長による発展的解消だから決して悪いことではないよね。
てゆうか、いつの日かももクロも含めたスタプラ全体でのシンデレラ決定戦ができるかも知れない。
かつての新日本プロレスにおける、前田日明(まえだあきら)選手の「誰が一番強いか決めたらいいんだ!」発言さながらのリアル No.1決定戦だね。
ということで、スタプラ全体としての未来は明るいというのがボクの見解。
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