ももいろ歌合戦、生視聴完走
第3回ももいろ歌合戦、ボクは Ameba TV のほうでスタートのライブからバスでの両国国技館までの送迎まで、全てリアルタイムで視聴した。
そう言えば、今回から「ゆく桃くる桃」という冠がなくなったみたいね。
それはおいといて、さすがにその後の「生さだ」までは観なかったんだけど、10時間をパソコンの前で一緒に完走したよね。(もちろん途中で食事はしたしトイレにも行ったけど)
で、その感想を書き記しておこうと思ったんだけど、余韻がすごいのと Abema の見逃し視聴を何度も観直してしまってなかなか書けなかった。
10時間にもわたる大イベントだった上に内容も本当に濃かったから、もう書きたいことは山ほどあるのよね。
というわけで、書きながらごっちゃになっている頭の中を整理していくことにしよう。
今回は、情報量があまりに膨大なのでスタートのももクロライブから順を追って、何回かに分けて書いていくことにする。
ももいろ歌合戦完成
先に総評的なことを言っちゃうと、今回の歌合戦は過去最高の出来で3回目にしてそのスタイルが一応の完成を見たかなと思う。
まずはメンバーを半分に分けての対戦形式ね、やっぱりこれが正解でしょ。
白組の勝利が決まった時の百田さんとあーりんのあの喜びようもガチンコであればこそだよね、あーりんなんか声が上ずってて泣いちゃったのかと思ったよ。
あと、チーム分けを本家の紅白のような男女にしなかったこと。
これは目立たないけどファインプレー、ジェンダー(社会的、心理的性別)の問題からもこっちのほうが今の時代に即してるよね、ちゃんとそこまで考えてこの形にしたんだとしたら大したものだよ。
ということで、今年はたぶん大きな変化はないと思うし、特に変えるべき点も現時点では思い当たらないかな、細かな部分を除いては。
イベントの頭にももクロライブを持ってきた理由
では、ここからは年忘れももクロライブについて少し思ったことを書いていこう。
初っ端にももクロライブを持ってきた理由は、あらかじめ歌合戦の時間が押すことを考慮してのことだと思われる。(前年は歌合戦後だけだったはず)
実際に今回は歌合戦終了後すぐに「怪盗」で年越しとなって、その後は5曲披露しただけだったから怪盗前のセトリから何曲かカットして尺調整したんだと思う。
だから、もし先にやってなかったら多くのファンから不満が出ただろうね、これはやっぱり先にやっておいて正解。
一つ残念だったのは生演奏ではなかったこと、そこはやっぱり一年を共に戦ってきたダウンタウンももクロバンド(DMB)と一緒に年を越してほしかったよね。
生演奏でなくなったのは前年からだよね、どういう事情があるかは分からないけど。
ちなみに、DMBのサックス竹上良成さんとギターのTAKUYAさんは大黒摩季さんのライブに出てたみたいね。
年の瀬芸能ショー、歌について
これは今回からの試み、ブレイク間近なアーティスト、芸人さんを紹介するコーナーということらしい。
まあ、東京ホテイソンや眉村ちあきさん、松浦航大さんなんかは、味方によっては既にブレイクしているって気もするけど。
その他の参加メンバーは、EBiDAN KIDS 、アップアップガールズ(2)、みぎてやじるし ひだりてはーと from 今日、好きになりました。(やじるーと)、B.O.L.T、ジョーク東郷さん、SKE48内のユニットであるカミングフレーバー、千鳥ノブさんと玉井詩織さんによる漫才コンビ「小鳥」といった面々。
EBiDAN KIDS と B.O.L.T
EBiDAN KIDS と B.O.L.T はスタダだから、いわゆるバーターだよね。
EBiDAN とは恵比寿学園男子部の略称で、スタプラの男子版といったところかな、そして EBiDAN KIDS はさらにそのジュニア的存在と考えればいいっぽい。
EBiDAN KIDS に関しては特に印象はないというのが正直なところだけど、将来的にこの中からドラマや映画で主役を張る人が出てくるんだろうなというくらいかな。
一方の B.O.L.T はロッカジャポニカの後継グループなんだけど、結成そうそうから平瀬美里さんが離脱するなど想定外の事態もあって大変そうだよね。
さらに、この日は新メンバーの青山菜花さんが体調不良で欠場となかなか厳しい船出だね。
それでも現時点での精一杯のパフォーマンスで印象は残せてたんじゃないかな、パフォーマンス後にMC陣が色々とコメントしてくれてもいたし。
まあ、そのへんはスタダだからってところもありそうだけど。
アプガ2とやじるーと
アプガ2はライブスタイルダンジョンにも出てたよね、そこからのつながりで今回も参加となったんだろう。
やっぱりハロプロ系だから歌はしっかりしてるよね、鍛冶島彩なんかは他の子に比べて声が低くて特徴的で、さらに「鼻リコーダー」とかやっててインパクトあるから早く見つかるといいね。
やじるーとは AbemaTV の恋愛リアリティショー「今日、好きになりました。」から生まれた7人組のガールズユニットということで、Abema とのバーターってことかな。
当日のパフォーマンスについてはもう一つって印象、他のアーティストと比べると一枚落ちるよね。
ももクロの「ココ ナツ」をカバーしてたけど、見たかんじでは特別ももクロに対して憧れがあるということでもないみたい。
それでも彼女たちなりに精一杯のことはしていたんだろうけど、モノノフの前で披露させるのはちょっと酷な気はしたかな。
これはたぶん Abema サイドが半ば強引にねじ込んできたんだろうね、だから彼女たちは被害者で明らかに大人が悪いよ。
バーターや告知がらみの出演が一概に悪いとは言わないけど、最低限の敬意すら感じられないものはダメだよね。
ももクロのカバーによって見えてくるもの
あと一つ思ったのがももクロ楽曲の難易度の高さね、やじるーとの子たちは途中で息が続かなくなってた。
息切れってことで言うと、「夏S」のももクロトリビュートで「全力少女」をやったときめき宣伝部も本サビのあたりで歌えなくなってたっけ。
「全力少女」のサビは息継ぎのポイントがないから、最後まで一気に歌い切らないといけないのよね。
以前に「ももいろフォーク村」でボイトレの先生が踊り付きで歌ったことがあったんだけど、「よくこれを歌いながら踊れるよね!」って半ばあきれ気味に言ってたよ。
そんなふうに、とき宣でさえも息切れするくらいなんだからやじるーとの子たちが息切れするのも無理はないでしょ。(楽曲が違うから一概に比較はできないけど)
それを平然と歌ってる(ように見える)ももクロを考えると、あらためてそのすごさを再認識するよね。
カミングフレーバー
カミングフレーバーは、この芸能ショーの中である意味一番注目だったかもね。
前日になって急きょ参加がアナウンスされたのは、あーりん主催のアヤカーニバル中に直談判したのか、それとも事前に決まっていたのか、どっちなんだろう?
まあ、先に決まっていたならアナウンスするだろうから、直前に決まったと考えるのが妥当なんだろうけど。
だとしたら、SKEの運営はよくO.Kしたよね、これは英断だと思う。
注目の理由は、はたしてカミングフレーバーは生歌なのかどうかってところだろう。
実際ネット上のコメントでもそれに関するものが多かったね、つまりはそれくらい48グループ=口パクってイメージが浸透しちゃってるんだね。
でもさ、本当のところはどうなんだろう?
自前のライブではちゃんと歌ってたりするんじゃないのかな?ライブを観たことないからボクはそのへんは全く分からない。
歌唱を含めたパフォーマンスの印象としては、キャリア的にまだ浅いように見えたね、まだまだこれからのグループってかんじ。
あと、楽曲も衣装もいかにも48グループってかんじだった、そこは当たり前と言えば当たり前なんだけど。
やっぱりそれぞれ48、スタダ、ハロプロ、坂道のカラーっていうか、ちゃんとグループごとに個性があるんだね、並べてみるとその違いがよく分かる。
眉村ちあきさん
眉村さんってあーりん推しなのかな?「ピッコロ虫」の「明日 朝起きたら 小松菜奈になってますように」って歌詞を佐々木彩夏に変えて歌ってたけど。
ちょっと調べてみたらイナズマロックフェス19でもやってたんだね、今回の出演もその時の縁なんだろう。
そんなこともあってか、この芸能ショーの中では眉村さんの時が一番湧いてたかな。
眉村さんは楽曲やスタイルが個性的で、それもブレイクの理由ではあるんだけど、それ以前に行動力がすごいのよ。
興味のある人には自分からメールをしたりして、自分で道を切り開いていくんだよね。
そんなことする人は少ないから相手も興味を持ってくれるんだよね、そうやってゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんとのコラボを実現させたんだとか。
年の瀬芸能ショー、お笑いについて
この芸能ショーでは、歌の他にものまねや漫才など演芸もあった。
その中で、東京ホテイソンは可もなく不可もなくってところ、松浦航大さんもそこそこ良かったとは思うけど、ブレイクが予想できるほどの強烈なインパクトはなかったかな。
ノブさん玉井さんの「小鳥」はよかったね、アイドルがお笑いのまねごとをしてるってレベルではなくて、それなりの水準でできてたと思う。
しかも、本番前に一回合わせた程度であの出来だって言うんだから、それを考えたらもう出来すぎなくらいだよ、玉井詩織恐るべし。
そしてもう一点、ジョーク東郷さんは今回不発だったな、期待してたのに。
以前のカウントダウンライブに出たときはめっちゃウケてたんだけどね、今回もその時みたいな歌ネタやったほうがよかったんじゃない?
最後に
この芸能ショーのMCは全員モノノフだったね、ここではそれでもよかったけど、ボクとしてはちょっと心配していることがあるのよね。
それに関しては、この先の記事で詳しく書こうと思う。
歌合戦前のパートは、最初にももクロライブでファンを満足させておいて、そこから芸能ショーで少し落ち着かせてといったかんじだったね。
現地組にとっては8時間超の長丁場だから、ずっとエンジン全開ってわけにはいかないので緩急は特に大事。
ここまでの出来はについてはかなり満足かな、本題はここから先なのでこれ以上のものは求めなくていいと思う。
といったところで、次回からは本編に入っていこう。
それにしても、前段だけでかなりの情報量になったな、これでも少し端折ったくらいなのに。
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