冒頭かららしさたっぷりのももいろ歌合戦
今回からは本編の感想、ここからまだ8時間分あるから何回かに分けてじゃないと書けないね。
なんと言ってもまずはオープニングでしょ、いきなり百田さんがやらかすという。
こういうところがいかにもももいろ歌合戦ってかんじするよね、NHKでは絶対にこうはならない、こんなふうにはできない。
それに、モノノフもこれを待っているところあるでしょ、その期待に開始10秒で応えてしまう百田さんはやっぱり裏切らない人だよね。
このやらかしについての東京03飯塚さんと百田さんのやり取りが秀逸、「珍獣とこれは一生言う!」は名言だよ。
これはもう何回観ても笑えるよね、ボクは現時点で軽く20回は観てる。
でも、飯塚さんも口ではブチギレてると言いながらも、内心ではほくそ笑んでただろうね。
ちょっと真面目なことを言うと、こんなふうに笑いに昇華させることでミスした人は救われるんだよね、こういうのは慰められたほうがかえってキツイのよ。
トップバッターはアプガ(仮)とエビ中
歌合戦本題に戻って、最初の対戦はアップアップガールズ(仮)と私立恵比寿中学。
アプガ(仮)は2年連続でのトップバッターだね、アゲアゲなグループだからなんだろうけど。
きっとこれから先もトップバッターを任されるんじゃないかな、アプガ(仮)に対しては任せて安心っていう絶大な信頼があるんだと思う。
エビ中がこの歌合戦のステージに立っているというのがなんか感慨深かったな、もうそこにいてくれるだけでいいっていうくらい。
「ジャンプ」もよかったね、中山莉子さんの「今だー!」が特に素晴らしかった。
中山さんを観てると歌は上手い下手じゃないってあらためて思わされるのよね、大事なのはどれだけ魂が込められているか、どれだけ聴く人の心に響くかなのよ。
あ、これは決して中山さんが下手って言ってるわけじゃないからね、上手に歌うことより歌を届けることに徹してるところがいんだよね。
歌唱力ってことで言えば、中山さんはここ最近急激に上がってきてるよね、上昇曲線に乗ったかんじ。
そんなエビ中は、この後に自身のカウントダウンライブがある関係でその後の出番はなし。
本当ならアイドルメドレーや年越しの瞬間にもいてほしかったよね、スケジュールのかぶりがなんとも恨めしい。
エビ中は今年もカウントダウンやるのかな?少し前のテレビ番組では校長が紅白のために空けておくってファンと約束してたけど。
ボクとしてはエビ中には毎年参加してほしいのよね、ももクロと競演できる数少ない機会でもあるから。
アプガ(仮)もエビ中も、世間一般への認知度は低いけど実力は本物だよね、本家のほうに出たって全く見劣りはしないどころか他の出演者より輝いて見えると思うよ。
次戦は氣志團とSUPER★DRAGON
これはももクロリスペクト対決で、気志團は「STAY GOLD」を、SUPER★DRAGON(スパドラ)のほうは「行くぜっ!怪盗少女」とそれぞれももクロのカバーを披露。
氣志團のももクロカバーもアプガ(仮)のトップバッター同様に恒例になってるけど、過去2回が替え歌で笑いも交えたものだったのに対して、今回は「マジ歌」で笑いの要素はゼロ。
でもよかったよね、「STAY GOLD」は男性ヴォーカルでも違和感がないというか、むしろ歌詞は男口調だからどっちかっていうと男性向きの曲だよね。
ももクロ楽曲って「STAY GOLD」以外にも男性ヴォーカルが似合うものが多いよね、後で出てくるファンキー加藤さんの「吠えろ」もそうだし。
対するスパドラは事務所の後輩だから、芸能ショーの EBiDAN KIDS 同様にバーターだよね。
バーターにも良し悪しがあるというのは前回の記事でも言ったけど、スパドラは良いケースのほう。
それは、ちゃんとリスペクトが感じられたし、なにより上手だったから。
「怪盗」も、歌うだけでも大変な上にダンスがハードだからそうとう練習してきただろうね、それがよく表れてたと思うよ。
3回戦 高橋洋子さんと Poppin’ Party
ここはアニメ対決だよね、そして高橋洋子さんはエヴァンゲリオンの新作映画の告知での参加かな。
これもちょっと政治的臭いのするブッキングだけど、モノノフ的にはあまり嫌なかんじはしなかったんじゃないかな。
というのも、高橋さんとは以前から親交があって「ももいろフォーク村」でも何度か競演しているから。
ちなみに、髙城れにさんは高橋さんのことを「洋ちゃん」と呼ぶくらい仲良しなのよね。
そういったことを抜きにしてもエヴァのファンにとってはうれしい出演でしょ、「残酷な天使のテーゼ」がフル尺で聴けるんだから。
Poppinn’ Party は VTR での出演だったんだね、指摘されるまで気づかなかったよ。
もともとはアニメ「BanG Dream!(バンドリ)」から生まれたユニットなんだね、てゆうか楽器のできる声優さんを集めてバンドを組ませて、それをアニメの登場人物に反映させたってことなのかな。
どっちにしても声優さんが演奏までするってすごいよね、そういう時は普通は当て振りにするか声優さんとは別にバンドを用意するかだもんね。
で、演奏も歌も上手だったから驚いたのよ、まあ先にそういう人を集めたんだから当たり前なんだけどさ。
スパドラにせよ Poppinn’ Party にせよ、日頃の音楽ライフではまず出会わないであろうアーティストに出会えるのも、こういうイベントのいいところだよね。
4回戦 塩乃華織さんと妃海風さん
4回戦は塩乃華織さんと妃海風さんによるディズニーソング対決、塩乃さんがアナと雪の雪の女王、妃海がシンデレラのメドレー。
まず先に妃海風さん、この人とはミュージカル「ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?」からのつながりだね。
宝塚の元トップスターだけあって歌もダンスも素晴らしいよね、宝塚時代は娘役だったみたいだけど性格は「おっさん」なんだとか。
まあ、宝塚のような女性だけの集団の中に長くいたら女性っぽさは薄くなりそうな気もする。(これはもしかしたら男目線での偏見かも知れない)
対する塩乃華織さんは、ももクロのチーフマネージャーである川上さんがプライベートで訪れたホテルでショーに出ていたところで見つけられたんだよね。
そういう出会いがなかったら、今回の横浜アリーナのような大きな舞台には立てていなかったんじゃないかな。
そう考えると塩乃さんこそがシンデレラだよね、この先もっと有名になって本家紅白から声がかかる日が来るかも知れない。
でも、そうなったら塩乃さんはどっちを選ぶんだろうね?
ここからはボクの想像、妄想だけど、最初にNHKからオファーがあった時点でももクロサイドに話をするんじゃないかな。
で、ももクロサイドは「名誉なことだから絶対に出るべき!」と言って気持ちよく送り出す。
それによって塩乃さんはめでたく紅白初出場を果たすんだけど、次の年からはももクロサイドへの義理を貫いてももいろ歌合戦に復帰するっていうね。
そんな未来が訪れたら最高じゃない?これは案外現実になると思うんだけど。
紅白なんて一度出れば十分!
これはボクの価値観なんだけど、紅白なんてせいぜい一度出れば十分だと思うよ。
出場回数を誇りにするなんてダサいよね、権威に媚びてるみたいでさ。
まあ、そうは言ってもまだまだ紅白のブランド的価値は絶大で、紅白出場歌手という肩書きがあると地方営業の依頼も来やすいし、その肩書きがあるとないとではギャラも全然違うんだよね。
だから、そういうビジネス的側面も考慮して一度くらいは出てもいいと思うよ。
それに、その肩書きだけでも親孝行になるかも知れないしね、子どもが紅白に出たとなったら親としても鼻が高いでしょ。
ということで、NHKは早く塩乃さんにオファーしてあげてほしい。
そして、その紅白で拍を付けたらすぐにももいろ歌合戦に戻ってくること、それが自分を見出してくれたももクロサイドへの恩返しにもなるから。
余談 塩乃華織さんの印象について
この記事を書くにあたって塩乃さんの経歴とか色々調べたんだけど、2019年でメジャーデビューしてから10年なんだね。
で、デビューのほうはわりと遅めで26歳の時、つまりは2020年1月現在で36歳ということ。(女性に対して年齢の話題は失礼なことは承知の上で)
それを知ってボクは驚いたんだよね、だって高城さんと同じくらいに見えるじゃん。(決して高城さんが老けて見えるという意味ではない)
あ、それでも着物を着ているときはもう少し上(30歳前後)に見えるけどね。
ここまでのまとめ
さて、本編の感想だけど4回戦までで既にかなりな文字数になってしまったな。
今回の歌合戦は本当に内容が濃かったので端折るところがないのよね、一つ一つの対戦について書きたいことがありすぎる。
そんなわけで、このまま書き続けてしまうと読んでくれる人が大変そうなので、ここで一旦区切りを付けて5回戦以降は次に回すことにしよう。
では、続きが読みたいという人は次回の記事をお楽しみに。
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