ボクのBABYMETALライブ参戦歴
少し前の話になるけど、BABYMETALの「METAL GALAXY WORLD TOUR IN JAPAN」さいたまスーパーアリーナ(SSA)公演の2日目(2019年11月17日)に行ってきたのよね。
ボクにとっては6月の横浜アリーナ2日目に続く今年二回目、通算では九回目のBABYMETAL現場になるかな。
ちなみに初参戦は2015年の横浜アリーナ2日目、これはMVにもなっている「THE ONE」がお披露目された日だね、ステージセットが「IRON MAIDEN」のオマージュだった。
それで以前から思ってたんだけど、「THE ONE」の日本語バージョンってあの日以来一度も披露されてないんじゃない?
海外公演では英語でもいいとして、やっぱり日本では日本語で歌ってほしいんだよね、せっかく日本語詞もあるわけだしさ。
それにさ、もう二度と歌われないとしたらあまりにもったいないよね。
まあ、本音を言うと海外であってもボクは日本語で歌うべきと思ってるのよね、それに関しては以前にも少し書いたけど。
あ、そう言えば「Elevator Girl」の英語バージョンがリリースされてYouTubeのほうにMVがアップされてたけど、先日のSSAではちゃんと(?)日本語で歌ってたよ。
話を戻すと二度目の参戦となったのは東京ドーム2days、台風が来てて大変だったな。
この公演に合わせて、「メギツネ」のMV撮影に使われた東京杉並の阿佐ヶ谷神明宮がBABYMETALのサインを展示してたな、近くに住む友人が写真を撮ってきてくれたよ。
その後は2017年のSSA2days、これはYUIMETAL最後のステージとなってしまったから観れてよかった。
2018年は幕張メッセとその追加公演のSSA、この時はSABATON、GALACTIC EMPIREがゲスト参加だったね。
BABYMETAL AWAKENS – THE SUN ALSO RISES – 横浜アリーナ2日目
今年のSSAの感想の前に、ちょっと横アリのほうにも触れておこう。
横アリ2daysは正式に2人体制となってからの初のライブということもあって、初日の開演前は会場全体が緊張感に包まれていたらしい。(「らしい」というのは初日は行ってないからね)
というのも、前年までのダークサイド設定があったから。
コスチュームやメイクがそのままなのかどうか、みんな不安だったんだろうね、それについては全体的に否定的な意見が多かったようだし。
まあ、あれはYUIMETAL離脱という不測の事態を受けての緊急措置だったんだろうから、それで運営を責めるのはちょっと酷なんじゃないかなとボクは思ってたけど。
そんな少しピリピリとした雰囲気の中、SU-METAL、MOAMETALをサポートする三人の“アベンジャーズ”(サポートダンサー)の中から一人が召喚されることが告げられライブはスタート。
2日目もこれと同じスタートだったわけだけど、その情報は前日のうちにある程度拡散されてたから、たぶん初日ほどのどよめきではなかったと思う。
それでも生で観たらやっぱり感動はするよね、実際その時点で泣いてる人も多数いたし。
この公演の一番のトピックは何と言ってもアベンジャーズだよね、そしてそれをより強い衝撃としたのは元モーニング娘。(モー娘。)の鞘師里保さんの存在。
これは、かつてのプロレスで言ったら全日本を退団したトップクラスの選手が少し間をおいてライバル団体の新日本のリングに上がったようなもので(またはその逆)、そういう大物の移籍劇はあり得ないことだったもんね。
鞘師さんが参加したのは初日で、ボクが行った2日目のアベンジャーは現役のさくら学院の生徒会長である藤平華乃さん。
それにしても、ボクがすごいと思ったのは鞘師さんといい藤平さんといい、現場にいた人はよく見ただけで分かったなというところ。
事務所の後輩にあたる藤平さんに気づくのならまだしも、それまでほとんど接点のなかった鞘師さんにまで気づくとすると、BABYMETALのファンの中にはモー娘。と兼任してる人がけっこういるのかね?
一週間で横浜、イギリス、名古屋という前代未聞のスケジュール
この公演後、BABYMETALはなんとその日の深夜に東京を飛び立ち翌日イギリスでフェスに出演するという離れ業を演じている。
これ、もしも飛行機が遅れるとかしてたらとんでもないことになってたよね、よくこんな無茶なスケジュールを組んだもんだと思う。
そして1日を挟んでロンドンは O2 Academy Brixton でのライブ、そこからすぐに帰国、7月6、7日はMOAMETALの地元、名古屋での生誕公演という怒涛の一週間。
この一週間はもう数ヶ月分に相当する密度だよね、さすがにこの先こんなハードスケジュールはないんじゃないかな。
というか組まないであげてほしいよね、それでライブのクオリティが落ちるようなことがあったら本末転倒だからさ。
METAL GALAXY WORLD TOUR IN JAPAN さいたまスーパーアリーナ
さて、だいぶ前置きが長くなってしまったけど、ここからが記事の本題。
ファンも上記の横アリ、名古屋の後の北米ツアー、そしてその集大成ともなるロサンゼルスのアリーナ「THE FORUM」の様子も現地ファンによる映像を通して知っているので、横アリの時のような緊張感とはなく会場は期待感に満ち溢れていたよね。
ちなみに、アベンジャーは2日とも博多華丸さんの娘である岡崎百々子さんだった。
ということでボクは鞘師さんだけはまだ生で観たことがない、でも次回こそはようやく観られそう。
セトリのほうは1,2曲目が「FUTURE METAL」から 「DA DA DANCE」でロス公演と同じ、その後も新譜からの曲は全て披露済みの曲ばかりだったので、新鮮さという面では今一つと言えなくもないかな。
でも、それは前回アルバム発売時もそうだったから変わってないと言えば変わってないよね。
あと5曲ある未披露の曲は今後に期待だね、もしかしたらゲストと共にお披露目されるのかも知れない。
次は幕張メッセ「LEGEND – METAL GALAXY」
ということで、次回の日本公演は今回のSSAと大阪城ホールの追加公演となる幕張メッセ、年明け1月の25,26日だね。
ボクは2日目のほうに参戦するけど、メッセはデカい柱があってステージが見えにくい場所があるから良い番号が当たることを期待。
まあ途中に「THE ONE」会員限定公演と COUNTDOWN JAPAN 19/20フェスがあるけど、そっちのほうはボクは行かないので。
あ、「THE ONE」会員限定のほうはLINEチケットのほうの不具合で申込みできなかったんだよね、それがなかったら行くつもりだったのに。
それと、久しぶりのテレビ出演が発表されてたね、12月27日のミュージックステーション「ウルトラ SUPERLIVE 2019」。
「THE ONE」会員限定ライブは12月16,17日のど平日、その後に前述の27日Mステ、28日フェスと年内の予定が発表されたんだけど、まだ大晦日が空いているのでボク的にはどうしても期待しちゃうよね。
まあ、可能性は低いと思うけどもし実現したら日本はおろか世界中が大騒ぎになるよ、きっと。
そんなわけで、BABYMETALの前途も明るいね、このまま10周年に向けて突っ走っていくことだろう。
最後に
今回のSSA公演、もっと詳しいリポートが読みたいという人は以下の記事がおススメ。
プロのミュージシャンであり筋金入りのメタラーでもあるジャズピアニストの西山瞳さん、毎回楽しませてもらっている連載。
そんな西山さんはヘヴィメタルの名曲をジャズアレンジしたカヴァーアルバムを発表していて、その中にはBABYMETALの作品も入ってるよ。
ボクは上記2作とも購入したけどかなりよかったよ、日頃ジャズは聴かないんだけどこれは全然アリ、わりとすんなりと入れるからジャズ初心者にもいいかな。
ってことで、少しでも興味を持ったら聴いてみて。
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