桜エビ~ずからukkaへ
2019年11月16日、桜エビ~ずが東京・よみうりランド 日テレらんらんホールで初めてのホールワンマンライブ、「桜エビ~ず 1stコンサート”ALL OUT”」をやったね。
ホールでのライブは彼女たちの結成当初からの夢で、オリジナル楽曲の全て(29曲)を披露したみたい。(詳細は以下記事に)
その記念すべき初ホールワンマン終了後、桜エビ~ずは「ukka」と改名することがマネージャーである藤井校長から発表された。
なので、この日のライブは桜エビ~ずにとって最初で最後のホールワンマンとなってしまったわけだ。
まあ、あくまでそれは桜エビ~ずというグループ名でってことだけで、メンバー自身は今後もホールでのライブはやるんだろうけどね。
ボクはある人のTwitterでその日のうちに知ったんだけど、正直「え!?」ってかんじだった。
どうしてかというと、一つは改名なんて考えたこともなかったから。
もう一つはそのネーミング、今まで聞いたこともない単語だったからね。
ちなみに、「ukka」でググってみると『「美味しい理由」が分かるお取り寄せサイト』が出てくるよ。
これはこれでまた興味深いよね、生産者がこだわりを持って作った農水産物だからさ。
どうして桜エビ~ずからukkaへと改名したのか?
そんな桜エビ~ず改めukkaだけど、まず気になったのが改名の意図。
それはきっと、次のステップへ進むってことを改名することによって表明してるんだろうね。
メンバーの川瀬あやめさんは改名したかったみたいだけど、ボクの正直な気持ちとしては残念というところ。
桜エビ~ずって名前はぶっちゃけダサいよね、でもそのダサい名前のまま国立競技場や東京ドームでライブしたら、逆にカッコいいと思うのよ。
でも、改名によってもうそんな光景を目にする機会は失われてしまった、そう思うとちょっと寂しいかな。
まあ、そうは言ってもそこはあくまでボク個人の価値観、美意識だからね。
そうは思わない、もっとカッコいい名前のほうがいいって人も当然いるとは思うし、いていい、そこは絶対的な正解なんてないんだから。
改名の意図はそれとして、ukkaという名前に込められた意味、想いって何なんだろうね?
ナタリーの記事を読む限りではそれについては全く触れられてないし、現時点では運営からのアナウンスもない。
それについてはこれから何らかの形で説明があるのかな?てゆうかないとスッキリしないよね。
だいたいさ、自分の子どもの名前だったらよくよく考えて決めるでしょ?古くには長男だから一郎、次男だから次郎みたいな安直な命名もあったわけだけど。
だからさ、改名するのはいいとして、そこのところはちゃんとしてないとダメだよね。
※. 追記1 改名について
ライブの模様はLINEライブで生配信されていたみたいで、後日その映像を確認したんだけど、その中でukkaという命名の意味が説明されてたね。
蝶がさなぎから成虫になることを羽化というんだけど、この羽化を捩ってukka(うっか)ということらしい。
つまり、桜エビもこれから成虫として羽ばたいていくという意味が込められてるってことだね。
改名が発表された時、会場からは「え~!?」という声がけっこう大きかったという印象。
やっぱりそれだけ桜エビ~ずという名前に愛着がある人が多いってことなのかな、ボクは会場にいたわけではないので、実際のところどの程度の人がそう思っていたのかまでは分からないけど。
ukkaという単語の違和感
そこでukkaという名前なんだけど、いくら考えてもその由来が全く分からないんだよね、さっきも言ったように聞いたこともない単語だから。(上記「追記1」参照)
ただ、聞いたこともないからこそ違和感はあるよね、そこはけっこう大事なポイント。
というのも、人は違和感のあるものに注意が向くようにできてるから。
上の写真は、東京都内に数店舗を展開しているカレー専門店のもの。
この「カレーは飲み物。」って、そのまんまお店の名前だからね。
これは実にすばらしいネーミングだと思う、一度見たら思わず二度見するよね、そしてまず忘れない。
さらに「カレー味100%」なんて書いてある、これを見たら「当たり前じゃん!」ってツッコみ入れるでしょ、それによってより強く記憶に刻まれるようにちゃんと考えられてるってわけね。
ボクがこうして紹介してるのもそれくらいインパクトがあったから、これがもし「○○カレー」みたいなありふれた名前ならこうして紹介することもないし、それ以前にその店のことなんか覚えていないと思う。
こんなふうにして口コミって広まっていくんだよね、だから違和感のある名前であるのはとてもいいことなのよ。
そういう意味ではukkaという名前は一応合格かな、さすがに「カレーは飲み物。」ほどのインパクトまではないけど。
まとめ
ここまで色々と言ってはきたけど、実際には改名そのものは問題ではないし、もちろん批判、反対するつもりもない。
いや、それなりに問題ではあるんだけど、改名によってメンバー交代があるとかグループのコンセプト自体が変わるとかいうことではないからね。
ukkaとなってからも、ここまでのカッコいい路線は変わらないんだろう、というか改名を機にさらに進化していくはず。
だから、そこさえぶれなければいいと思ってるのよね、べつに名前でグループの良し悪しが決まるわけじゃないし。
あとは、以前から言ってるとおりバンドを常駐にしてくれたらいうことないかな、ukkaのサウンドは特にバンド向きだからさ。
ということで、はやく「どーむ!?ありーな!?しんこくりつ!?」いつかキミと見てみたいなぁ…。
※. 追記2 終演後の水春さんの言葉
ライブ終演後(改名発表前)、メンバ―が一人ずつ感想やら今後の抱負やらをコメントしてたけど、その中で特に水春さんの言葉が印象的だったので、ちょっとその部分を文字起こししてみた。
今のアイドル界っていうのは、売れるっていうか、上に行くっていうのが難しいかんじがあるんですけど、それを破るのが桜エビ~ずでありたいと思っています。
だから、スターダストの中でも、怒られるかも知れないんですけど・・・、ももクロさん以上を目指していかなくてはいけないと思っています。
今はね、「何言ってんだよ!?」って思われると思うけど、でも、ボクたちならできると信じて、それがライブの規模なのか、テレビの露出なのか、歌の売り上げなのか分かんないけど、桜エビが何かしらアイドル界を変えるようなグループになりますので、みんな(メンバー)も頑張ろう!
ももクロを超える
特に素晴らしいと思ったのが赤字の部分、まずは「ももクロさん以上を目指していかなくてはいけない」というところ。
ボクが知っている限りでは後輩でこれを言った人って他にいない、「ももクロさんみたいなグループになりたい」って言った人はけっこういるけど。
みんな自分たちを過小評価してしまっているのか、それとも遠慮して言わないのか知らないけど、誰もももクロを超えるって言わないんだよね。
それは非常によくないことなのよ、事務所にとっても当の本人たちにとっても。
まず事務所としたらももクロに次ぐドル箱コンテンツに出てきて欲しいよね、これは営利企業として当たり前。
そして、先人を超えていかないと進歩、発展はなくて衰退、消滅していくんだよね。
だから、後輩にとってももクロはいつか絶対に乗り越えないといけない壁なわけ。
それは、事務所にとってだけでなく後輩たち自身のためでもある。
何故なら、それをしようとしないのはせっかく持っている能力をムダにすることになるから。
実は、人ってイメージしたとおりの人間になるんだよね。
どうしてかというと、そのイメージどおりになるように行動するから。
てゆうか無意識がそうさせてるのよね、意識してやってるってわけじゃなく。
例えば、自分を人見知りと思っている人は無意識で人見知りらしく振る舞っちゃってるのよね。
だから、もしも人見知りを治したかったらまず自分が人見知りだというイメージを変えること。
自分は初対面の人にもフレンドリーだと思えば、無意識にそのイメージに沿った行動をするようになる。
これはコーチングのブログではないので、ここではこれ以上は深掘りしないので詳しく知りたい人は以下の書籍を読んでみるといいよ。
そんなわけで、ももクロを超えると思えばちゃんと越えられるわけ、とは言っても超えたいと思わないなら無理に思う必要はないんだけどね。
だって、やりたくもないことをやる必要はないわけだから。
アイドル界を変えるようなグループに「なります」
もう一つ素晴らしいのが、「桜エビが何かしらアイドル界を変えるようなグループになります」と言ったところ。
ポイントは「なりたい」じゃなくて、「なります」と言い切ってるところね。
これは、水春さんの中ではそれが既に確定事項になってるってこと。
さっきの話とつながるけどイメージによって人は作られるわけだから、彼女がそう思っているってことはグループにとってすごくいいことでしょ?
あとはメンバーがそのイメージを共有することだよね、それができたら実際にそういうグループになっていく。
ということで、桜エビ~ず改めukkaの未来はとても明るいからファンの皆さんは大いに楽しみにしていいと思うよ。
※. 上記の文字起こしのシーンを含んだ動画を公式がアップしてくれたので、まだ観ていない人はぜひ。
コメント
羽化する。という意味合いもこめていると、藤井さんが改名と同じくコンサート中に話していたようです。
LINEライブでリアルタイムでも配信されていました。
アーカイブが残ってると思います。
りとるさん、ご報告ありがとうございます!
当該のシーンがYouTubeにアップされていたので確認しました、後ほど追記させていただきます。