あり得ないことが起こった!
BABYMETALのサポートダンサーとして元モーニング娘。の鞘師里保さんが参加、これは今年一番のサプライズと言っても過言ではない。
現時点でもこれは実質上のグループ移籍であって、これほどの大物の移籍というのは前代未聞のことだろう。
ちょっと調べてみたんだけど、有名になる前の移籍というのはちょこちょこあるみたいね、結成当初ももクロにいた高井つき奈さんが後にSKE48に加入したみたいに。
そう言えば有安杏果さんも移籍でももクロに加入したんだったね、たしか Power Age(P-A)というグループだったと思う。
そんな鞘師さんキッカケでBABYMETALを知った人や、全く別のルートからたどり着いたという人にも、これは絶対に観ておいたほうがいいという映像を紹介してみようというのが今回の記事。
まあ、ボクがいちいち心配しなくても日々いろんなサイトを見て情報収集しているだろうから大きなお世話かも知れないけど、一応ね。
ラウドパーク2013、大逆風の船出、これが伝説の始まり
まずはメタルフェスに初めて出たときの映像、2013年のラウドパーク。
このブログでは違法アップロードの動画、画像は載せないというルールなので観たい人は下の「検索」をクリックして、自己の責任において視聴のこと。
なお、違法アップロードゆえいつ削除されてもおかしくないので、どうしても観たいという人は即視聴することをお勧めする。
この時はまだ世間一般にはよく知られていなかったこともあって完全アウェイ、大逆風の中でのステージだったみたい。
それはもう想像を絶するほどのプレッシャーだったと思う、そのせいかどうか「イジメ、ダメ、ゼッタイ」の間奏のところではMOAMETALが泣いてたりする。
そういった経緯を踏まえて映像を観てみると、いろいろ感じるものがあるんじゃないかと思う。
あ、「だったみたい」というのは、この時点ではボクはまだBABYMETALを追ってはいなかったからね。
初めてBABYMETALを見たのは確かこの翌年の1月か2月くらいだったと思う、どんなキッカケだったかも忘れちゃったけど「メギツネ」のMVを観たのが最初。
Sonisphere Festivalで海外デビュー
次に紹介するのはイギリス、Sonisphere Festivalでの「イジメ、ダメ、ゼッタイ」
こちらはYouTubeのほうに公式動画が上がってるので、今さら紹介するまでもないのかも知れない。
なので、一応ごく簡単に説明しておくと、このフェスへの参加にあたっては大御所メタルバンドのMetallica(メタリカ)からの推薦があったからと言われている。
「言われている」と書いたのは情報ソースが見つからなかったから、確認の取れていない情報を断定の形で書いてはいけないという配慮ね。
こちらのフェスはラウドパークをさらに上回るプレッシャーだったと思う、海外のメタルフェスなんて物が投げ込まれることもあるんだから。
日本ではどんなにアウェイだとしてもそこまでのことは起こらないでしょ、ブーイングだってほとんど起こらないもんね。
そんな修羅場をくぐり抜けてきた人たちなんだから、そりゃあもう存在感からして違う。
なんか纏ってるオーラが違うというか、SU-METALなんかこの時点で既に風格すら漂ってるよね。
そんな人が過去にいたかというと、ボクは中森明菜さんくらいしか思い浮かばない、ボクにとっては明菜さん以来の衝撃なのよ。
ちなみに、この時点でのSU-METALはデビュー時の明菜さんと同学年なのよね、まあキャリアが違うから一概に年齢で比較することもできないとは思うけど。
というか、そもそも比較するべきことではないね、どちらも素晴らしいアーティストである、それだけ。
映像に関して一つ補足をしておくと、パフォーマンス後に観客から「We want more!」とか「One more song!」といった声が上がってるでしょ?
これ、現地ファンが撮影した映像でもちゃんと確認できるから、後から編集で入れたものではないよ。
日本のテレビとかだったらそんなこともしかねないけど、この映像ではそういった姑息なマネは一切していない。
余談だけど、お笑い番組なんかでは編集時に笑い声を足してるからね、本当にウケてたかどうかは怪しいもんである。(ついでに言うと観客さえもサクラだったりする)
Wembrey Arina 日本人アーティスト初の快挙
最後に紹介するのが2016年4月、イギリスの Wembrey Arina でのライブ。
もともとはBABYMETALよりも前にX JAPANがやることになっていたんだけど、それが直前になってキャンセルとなったことでBABYMETALが最初の日本人アーティストになったんだよね。
これは映像作品化されて一般発売もされている(BABYMETALには会員限定のものがけっこうある)ので、購入して観ることを強くお勧めしたい。
これは買って損はないと自信を持って言えるよ、ボクは2枚購入して1枚はプレゼントしたくらいだし。
これはもう名シーンの宝庫といってもいいくらい、メインステージから登場すると見せかけてセンターステージから現れるサプライズとかいちいちカッコいい。
個人的にお気に入りなのは、「紅月 ーアカツキー」で火柱が上がる花道をSU-METALが駆け抜けるシーンね。
プチ情報としては、「THE ONE」の2番でSU-METALが珍しく歌詞を間違えたんだけど、映像では修正されていてそれがなかったことにされてるのよね。
当該のシーンではアリーナの観客を映して歌ってるところはちゃんと見せないようにしてる、これは現地ファンによる映像を観た人か現場にいた人しか知らないと思うよ。
SU-METALが歌詞を間違えるのってレアなんだよね、ボクが知ってる限りではこれを含めて3回だけ。
後の2回のうちの1回は武道館での「悪夢の輪舞曲(ロンド)」で、こっちは修正されていない。
それはたぶんSU-METALのソロ曲だからで、さらに場面的に他の場所に映像を切り替えるのが不自然だったからだろう。(一番最後のところだからね)
残りの1回はつい最近のこと、台湾での「PA PA YA!!(feat. F.HERO)」だね、これは映像を見ればすぐ分かるよ。
最後に
さて、以上が新規さん、特に鞘師さん経由の新規さんが観ておくべきとボクが勝手に思っている映像である。
特にWEMBLEYの映像は必見、これは再度強調しておきたい、決して買ってほしいから言うわけではない。
まあ、資金面で推しの活動をサポートするという意味では買ってあげてほしいけどね。
これを観れば鞘師さんの立ち位置がどういうものなのか、これから彼女が背負っていくであろうものがどんなものなのか、かなり理解できるんじゃないかと思うよ。
ベテランのメイトさんの中には異論のある人もいるかとは思うけど、これはあくまでボク個人の意見であってこれだけが正解などと言うつもりは毛頭ない。
なので、もしも異論反論があるならそれはご自身で情報発信していただきたい、ブログ、ツイッター、フェイスブックなど手段はいくらでもあるので。
ということで、この記事がほんの少しでもあなたの参考となったら幸いである、「いいね」やリツイート、読者登録なんかしてくれたらさらに幸いである。(もちろん強制ではない)
なお、メイトさん界隈では一般に「円盤」と呼ばれているものを「デロ」と呼んでいる。
これは「CDとは何の略ですか?」という問いにSU-METALがコンパクトデロリアンと答えたことに由来する、このことは知っておいて損はないと思う。(だからといって得することも特にはないとは思うが)
それでは、みなさん楽しいBABYMETAL LIFEを、See you!
PS. ボク自身は「ベビメタ」という表現があまり好きではないので、文中ではBABYMETALと表記した。(普段から略語は使っていない)
タイトルに「ベビメタ」とあるのは字数の関係でやむを得ずのこと、決して本意ではない。
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