最強アイドルメドレー2021 後編
今回は、今やすっかり目玉企画となった最強アイドルメドレーについての後編。
アニソンメドレーのほうもそうだけど、このももいろ歌合戦ではメドレーといえども一曲ごとに尺をたっぷり取っていてボリューミーだよね。
たぶん、本家の紅白の本編での一曲分くらいはあるんじゃないかな。
そういうところにも歌を届けるという姿勢を感じるんだよね、ということでここは語るべき要素も多いので一曲づつ深掘りしていこう。
前回までの記事、オープニングから松本明子さん「港猫」までと最強アイドルメドレー2021 前編は以下から。
10.「Go!Go!Heaven 」(SPEED)
彩羽真矢さんと妃海さんという宝塚歌劇団の先輩後輩コンビ、彩羽さんのほうが先輩みたいね。
あと、アニソンメドレーの際に出てきた ANNA ダンサーズ。
ANNA ダンサーズってなんか取って付けたような名前だよね、正式なユニットではなくこの日限定なんだろうか?
彩羽さんのことはまだ知らない人も多かっただろうけど、明治座での「ももクロ一座」公演で共演する予定だったんだよね。
今回のステージ、彩羽さんにとっては忘れられないものになったらしくその感動を自身のYouTube チャンネルで涙ながらに語っていた。
この曲が選ばれたのは、ももクロ高城れにさんが SPEED の25周年トリビュートアルバムに参加しているからだろうね。
11.「ファイト」(森高千里さん)
ファーストサマーウイカさんという意外な(?)人選、ウイカさん曰(いわ)くリスペクトを込めてマネをしたとのこと。
でも衣装は「17才」のものだったね、こっちのほうが森高さんっぽいからだろうか?
そういえばこの衣装、松本明子さんも着ていて Twitter のヘッダー画像にもなってたりするのよね。
ちなみに、アウトロのところで思いっきりぶりっ子してたけど森高さんは全然そういうタイプの人ではない。
12.「Feel Special 」(TWICE)
ここはももクロ高城れにさん選抜とのこと、超ときめき宣伝部の杏ジュリアさん、私立恵比寿中学の桜木心菜さん、ex.たこやきレインボーの春名真衣さん、いぎなり東北産の安杜羽加さん、桜ひなのさん、TEAM SHACHI の坂本遥奈さん、CROWN POP の里菜さん、ukka の川瀬あやめさんというメンバー。
これは K-POP 好きな人を集めたのかな?川瀬さんは数日前になってのオファーだったらしいね。
ここで存在感あったのは超とき宣の杏さんと東北産の桜さん、むしろ高城さんより目立っていたのでは?
13.「USA」(DA PUMP)
二年連続出演の朝日奈央さんと百田さんの同級生コンビ、バックダンサーは播磨かなさん、アメフラの市川さん、東北産の伊達さん、クラポの三田さん、超とき宣の吉川ひよりさん。
朝日さんは2012年の指原莉乃さん主催のイベント「指祭り」に、アイドリングのメンバーとしてこの武道館のステージに立ってるんだよね。
武道館で歌うのはそれ以来なのかな?ちなみにその時にももクロや Buono! を見て心が折れたと言ってたっけ。
だから、そこで自身のアイドル活動に見切りをつけたんだよね。
そこからほぼ10年、久しぶりに見た武道館のステージからの景色は朝日さんにはどんなふうに映っただろう?
パフォーマンスについて、「ジュリアに傷心」でもそうだったけど百田さんってボーイッシュな格好が似合うよね。
それはきっと兄、弟という男兄弟に挟まれて育ったからだろう、がに股なのもたぶんそのせい。
朝日さんは前年より声が出ていたね、この日のためにしっかりボイトレしてきたんだろう。
また、有観客ということもあって実力以上のものが出たのかも知れないね。
あと、三田さんがここに限らず他の出番でも終始満面の笑みで踊ってるんだよね、よほど楽しかったんだろう。
14.「Ride on time」(MAX)
ここは MAX 本人とバックダンサーとしてB.O.L.T の高井千帆さん、超とき宣の坂井仁香さん、アメフラっシの愛来さん、クラポの藤田愛理さんが参加。
MAX は朝日さんの事務所の先輩で、前年の衣装はその MAX から借りたものだって言ってたね。
バックダンサーですぐに目についたのが藤田さん、ダンスが大きくてしなやかだよね。
この4人の中では頭一つ抜けてる印象、映像に映り込みやすいポジションだったから他の人よりよく見えたせいかも知れないけど。
15.「天下一品~みちのく革命~2020ver.」(いぎなり東北産)
この曲をトリに持ってきたのは、やっぱりスタプラフェスで橘さんがシンデレラになったことに対するギフトだろう。
この曲、Bメロの「君の心の中に隠れた~」ってところが演歌っぽくて個人的にお気に入り。
スタプラフェスの時にも思ったけど特攻服がいいよね、絶対に目を引くから。
東北産は今後、「対外試合」には常にこのスタイルで行ったほうがいいと思うよ。
最後に全出演者揃っての大団円はよかったね、これだけのメンバーに囲まれながらも気後れすることなく素晴らしいパフォーマンスだった。
何が素晴らしいってこの熱量だよね、初見の人も何かしら感じるものがあったんじゃないかな。
あと、とにかくみんな喜びに満ちたいい顔してたよね、観ていてそこが一番よかった。
アイドルメドレー総評
今回のアイドルメドレー、個人的にインパクトがあったのはやっぱり「Butter」の小島はなさんとトリのいぎなり東北産だよね。
それ以外で印象に残っってるのはエビ中の桜木心菜さんと東北産の伊達花彩さん、けっこう目立つ(カメラに映り込む)ポジションを任されてたよね。
話はちょっと逸れるけど、カメラが狙ってる人の周囲に映り込むのってすごい効果的なのよね。
それはサブリミナル効果と言って、意識をすり抜けて無意識に対して直接情報を刷り込むことができる手法で合法なものと非合法なものがある。
前述したものはもちろん合法で、プロ野球のヒーローインタビューとかの背景に企業のロゴが入ってたりするのと同じ手法ね。
非合法なのは映像のコマ割りに意識で認識できない映像を差し挟んだりするもの、昔それをやったテレビ局があって大問題に発展した。
さすがに今そういう非合法なものはないだろうけど、合法的なサブリミナルは頻繁に使われているからテレビを観るには注意が必要だよ。
まあ、一番いいのはテレビを観ないことだけど。
話を戻して、2人はこのアイドルメドレー以外にも「Pecori♡Night」で選抜されてたから、きっとダンスで光る部分があって抜擢されたんだろうな。
今回は昔の曲と最近の曲を交互にやっていくスタイルだったね、これは観る人によっては昔の曲を知らないとか最近の曲を知らないとかいった人に対する配慮かな。
事前に演目を発表していたのもそういう人たちに予習を促すためだったのかも知れない、知らない曲が続くと熱も冷めてしまいかねないからね。
個人的には今回も満足度は高かった、今のところ初回から毎回ずっと最高を更新してる印象。
さて、次回もまた今回の出来を更新してくるんだろうか?年々ハードルは高くなるけど期待しかないね。
次回の予想と希望
次にボクが観たいのは本田美奈子さんかな、やるとしたらやっぱり「1986年のマリリン」になるだろう。
他には中山美穂さんとか荻野目洋子さんとかもありそうだね、曲はそれぞれ「You’re My Only Shinin’ Star」と「ダンシングヒーロー (Eat You Up)」
さらには斉藤由貴さん、河合奈保子さんあたりかな、曲は「悲しみよこんにちは」に「スマイル・フォー・ミー」といったところ。
あと、これはアニソンメドレーのほうになるかも知れないけど森川美穂さんの「ブルーウォーター」ね。
これは「ふしぎの海のナディア」の主題歌だけど、NHK 物件だからちょっと難しいかも。
男性アイドルだとまずは吉川晃司さんかな、曲は「モニカ」がいいね。
ジャニーズ系はできるんだろうか?少年隊の「仮面舞踏会」とかの「STAR LIGHT」とか観たいよね。
あ、でもこれは大人の事情云々よりもまずパフォーマンスの難易度が高そう。
少年隊は今になって再評価されてるよね、ダンスのキレとかハンパないし。
光 GENJI はローラースケートできないとだめだし、それだとたぶん生歌では歌えないよね、実際に当時の光 GENJI だって口パクだったし。
意外とありそうなのが田原俊彦さん、トシちゃんとは五木ひろしさんのお正月特番で競演して一緒に写真も撮ってるからすでに繋がりがある。
「哀愁でいと」とかやってくれたらいいのにね、ジャニーズ時代の曲は NG だったりするのかな?
ということで、まだまだ探せばいくらでも出てきてきりがないのでこのへんで、次回は歌合戦後半を回想していく予定。
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