紅白歌合戦の出演者発表の日に起きた注目すべき現象
2021年11月20日、NHK紅白歌合戦の出演者が発表されてたね。
ボクの予想としては、今回も紅白は苦戦するだろう。
まあ、そもそも何をもって成功とするのかということなんだけど、スポンサー収入によらない公共放送が視聴率を気にすること自体がおかしいと思うんだけどね。
数字を気にするから「視聴者の声」に振り回されるんだよね、その声に従った結果よくなるならまだしも、悪化の一途を辿ってるんだから目も当てられない。
紅白は今後よほどの荒療治でもしない限りよくはならないと思うよ、でもその前に寿命が尽きるかも知れないよね。(つまりは打ち切り)
それはそれとして、出演者発表の日にはちょっと面白い現象が確認された。
それは、「ももいろ歌合戦」がTwitterのトレンド入りしていたこと。
紅白に合わせて何らかのアナウンスでもあったのかと思って色々と調べてみたけど、ももクロのマネージャー川上アキラ氏が匂わせ的なツイートをしていたくらいで特に何もなかったんだよね。
これはいったいどういうことだろう?
考えた結果出てきた答えは、ももいろ歌合戦が始まってからここまでの間に紅白に匹敵するイベントに育ってきたというもの。
というか、落選組の受け皿として注目されてるってところかな。
いづれにしても今やももいろ歌合戦はそういう存在になったということで、これはファンだけでなく「チームももクロ」やアーティストにとっても喜ばしいことだよね。
パシフィコ横浜で16組(ももクロを除く)のアーティストで始まったイベントが2回目には26組に、3回目には横浜アリーナに場所を移して38組と規模を拡大。
4回目となった2020年は社会状況を鑑みて無観客生配信とはなったものの、出演者は44組とさらに増えていった。
小さく産んで大きく育てるといったかんじで手塩にかけて育ててきたイベントが、今や本家を凌駕するほどまでに育ってきたのも、根底には紅白に対するリスペクトがあるんだよね。
エンタメ方向に舵を切った本家に対して、原点回帰とばかりに「歌の真剣勝負」を打ち出したももいろ歌合戦。
そこには「ストロングスタイル」を標榜する新日本プロレス、猪木イズムがあるのかも知れない。(注.現在の新日本プロレスとは別物)
「紅白って本来はこういうものでは?」というのを言葉ではなく形をすることで示している、そんなかんじがするのよね。
ボクもその意見には全面的に賛成、現に紅白なんて何年もほぼまともに観てないし。
そんな紅白の出演者発表の後にはももいろ歌合戦の出演者発表があるわけだけど、それは今のところ12月2日みたいね。
今回の注目は?出演者を予想
近年は紅白も色々と改革がなされて、そのあおりを受けて長年出演してきたベテラン勢が軒並み排除されてきているよね。
そんな流れの中で、五木ひろしさんが出演者発表の前に紅白卒業宣言をして話題になっていた。
このニュースを目にしてすぐに思ったのが、今回ももいろ歌合戦への参戦があるかもってこと。
実際、ももクロは五木さんのイベントに2回出ていて既に接点もあるし、「行って来い」の関係からも招待するのは自然な流れだよね。
ということで、今回の目玉の1人は五木さんになるだろうと予想。
もう一人ボクが気になっているのが和田アキ子さん、これに関しては過去記事でも書いている。
今回は特に出てほしいと思ってるのよね、というのも今年は「YONA YONA DANCE」というヒット曲があるから。
これだと単に「昔の名前で出ています」的な出演じゃなくて、いま旬のアーティストとして出てもらえるわけでしょ?
そこは意外と大きいと思うのよね、アーティストにとってもヒット曲を引っ提げての出演のほうが気持ちいいだろうし。
ももクロは和田さんとも接点があるからオファー自体はそんなに難しいことではないと思う、まあそれは素人の浅はかな考えかも知れないけど。
ボクがイメージしてるのは公開オファーね、ももクロが直々に和田さんの元を訪れ出演を打診するというもの。
そういう画を撮っておいて、毎年恒例の出演者発表の場で流す。
あるいは、出演は当日まで「X」として伏せておいて会場で流す。
これはかつての「PRIDE」や「K-1」、今の「RIZIN」なんかで使われる、俗に「煽りV」と呼ばれてるもののイメージね。
その VTR を流したところでももクロが、「漢(おとこ)の中の漢、出てこいや!」とか言って招き入れたら面白いんじゃい?
ということで和田さんも有力候補、紅白の「特別枠」にさらわれないといいね。
あと一人、最近になって急浮上してきたのが小泉今日子さん。
キョンキョンは、2021年11月の「しおこうじフォーク村」のゲストだったんだよね。
キョンキョンなら過去の実績は十分すぎるくらいあるし、せっかくパイプができたのでここで一気に距離を詰めておきたい存在ではある。
「フォーク村ルート」で言うなら他に荻野目洋子さん、斉藤由貴さん、南野陽子さんというのも考えられるかな。
あと、もう一人ボクが注目してるのが大友康平さん。
大友さんは既に過去2回出てるからサプライズではないんだけど、無観客生配信だった前回は(何故か)出てないのよね。
そんな大友さんは「第2回ももクロ一座」で競演する予定だったけど、公演自体が中止となってしまって実現しなかった。
なので、今回の出演は既定路線だったはずでこの時点で「当確」と見て間違いないだろう。
個人的に今年はぜひ出てほしいのよね、何故なら今年の大みそかは金曜日だから。
ということで歌うのはもちろん「嵐の金曜日」、HOUND DOG のデビュー曲でもある。
今回の予想はかなりの高確率で当たると思うよ、てゆうか同じ予想をしている人も多いんじゃないかな。
今回のスタダ枠は?
最後に、ももいろ歌合戦はスターダストプロモーション主催ということもあって、毎年「スタダ枠」というものがある。
そうは言ってもそれは決まった枠ではなくて、ボクが便宜上そう呼んでいるだけなんだけどね。
前回は私立恵比寿中学、SUPER★DRAGON、超ときめき宣伝部、ukka が出ていたけど、本戦のほうに出たのはエビ中とスパドラだけ。
超とき宣は企画もののアイドルメドレーのみ、ukka は松本明子さんのゲストという扱いで高木ブーさんのところでもダンサーとして出演。
まあどちらも特別枠で歌合戦の出演者ではなかったね、それでも「初出場」という扱いにはなってたけど。
そこに関してはももいろ歌合戦はそんなにきっちりとした縛りはなくて、VTR でのコメント出演であっても回数にカウントしてるんだよね。
ちなみに、前回の超とき宣は直訴によって出演したみたいで、それに関してボクは過去記事で否定的な見解をしている。
身内はブッキングしやすいから何かと重宝なんだろうけど、ボクはもっと敷居を高くすべきだと思ってるのよね。
そういう基準で言うと超とき宣は今回は出てもいい、というか出すべきだと思ってる。
それは、「すきっ!」というヒット曲があるから。
そういう意味では「OiSa」がヒットしたばってん少女隊も候補だろう、この2グループの出演は世間的な理解も得られやすいと思う。
個人的には他にも観たいグループはあるんだけど、出るとしたら本戦前のオープニングアクトが妥当かな。
最後に一人、もしかしたら?という人がいる。
それは前述したキョンキョンが出て「東の島にブタがいた Vol.2」を歌うことがことが条件なんだけどね、そこに播磨かなさんが乱入するというもの。
これ、意外とある気がするのよね。
ただ、スタプラDDの皆さん以外の一般視聴者は「誰?」ってなりそうだけど。
それでもインパクトはあるから、それを機に「あの子面白いよね!」って世間に見つかる可能性はある。
一般視聴者の皆さんは、播磨さんに篠原ともえさんを重ね合わせるんじゃないかな?
というわけでダークホースは播磨さん、本選メンバーではなくあくまで特別枠だけど。
以上、ボクなりの予想と願望を書いてみたけど、皆さんは誰に出てほしいかな?
そんなこんなでもうすぐ発表、そして大晦日の本番だね、スタプラフェスの次はももいろ歌合戦で。
コメント