第3回ももいろ歌合戦観戦記 13回戦から16回戦まで

前回からの続き、過去記事は以下に。

第3回ももいろ歌合戦観戦記 年忘れももクロライブ~年の瀬芸能ショー編
先に総評的なことを言っちゃうと、今回の歌合戦は過去最高の出来で3回目にしてそのスタイルが一応の完成を見たかなと思う。 ということで、今年はたぶん大きな変化はないと思うし、特に変えるべき点も現時点では思い当たらないかな、細かな部分を除いては。
第3回ももいろ歌合戦観戦記 オープニングから4回戦まで
塩乃華織さんは、ももクロのチーフマネージャーである川上さんがプライベートで訪れたホテルでショーに出ていたところで見つけられたんだよね。 そういう出会いがなかったら、今回の横浜アリーナのような大きな舞台には立てていなかったんじゃないかな。
第3回ももいろ歌合戦観戦記 5回戦から12回戦まで
Creepy Nuts の「あゝオオサカ dreamin' night」がかかった時、Creepy Nuts に対してなのかヒプノシスマイクに対してなのか、客席から女性ファンの悲鳴が聞こえてたね、ラップは今それくらい人気があるってことかな。

13回戦 西川貴教さんと森口博子さん

ここはガンダム対決、西川さんはさいたまスーパーアリーナでのももクリの中で収録した VTR での出演だったね。

西川さんは本家紅白のほうで副音声に出演しているから、この VTR 出演は仕方のないところ。

テレビ界には裏番組に出てはいけないという掟があるんだよね、それ以前に NHK ホールにいるんだからそもそも出られるわけがない。

今回の西川さんの出演はガンダムの PR という意味合いもありそうだけど、それ以外にイナズマロック フェスで西川さんがももクロにトリをお願いしたことに対するお礼と、ももクロサイドからすればトリを任せてもらったことに対するお礼という意味合いのほうが強いんじゃないかな。

つまり、政治的、ビジネス的なつながりというよりも、絆による結びつきの強い出演ということかね。

森口さんは毎年ガンダムソングで出演してくれているけど、それも PR というよりももクロに対するリスペクトの気持ちのほうが強そうだよね、つまりはももクロ現場が好きだから出てくれているってこと。

そういうのはモノノフ的にも大歓迎でしょ、だからこれは良い対戦だったよね、西川さんが生で出てくれるのが理想だけど。

森口さんのパフォーマンスで気になったのが、歌い出しから少しの間、歌のほうがオケから少し遅れていて合っていなかったこと。

どうもこの日はセンターステージのほうでのイヤモニの調子が悪かったのかな?実は似たようなことがタコ虹の時にも起きてたし。

清井さん、右の耳を押さえて終始歌いづらそうにしてたもんね、なんとかミスもなく歌い切ってはいたけれど。(ほかのメンバーにはそういう兆候は見えなかった)

14回戦 ヒプノシスマイクと松本明子さん

これは異色の対決、というより他に見合う対戦相手がいなかったというのが実際のところかも。

ヒプノシスマイクは Creepy Nuts が自身の曲をカバーしたこともあってか、「ももいろ応援ラップ」というこのイベントのために書き下ろされた曲だったね。

ここでも女性ファンの歓声が上がってたね、女子ノフではなくヒプマイ目当てのファンの人だったのかな?それとも兼任の人?

松本明子さんは美空ひばりさんの「お祭りマンボ」をカバー、昨年の「津軽海峡冬景色」に続いてのカバー曲の歌唱だったね。

今回は本家紅白のほうでAIによってひばりさんを復活させるという企画をやってたから、それに対抗してのものだったんろう。

こういうカバーは松本さんの歌唱力があってこそできることなんだけど、やっぱり松本さんにも本人の曲を歌わせてあげてほしいかな。

第1回こそデビュー曲の「♂×♀×Kiss(オス・メス・キス)」を歌ってたけど、松本さんにはそれ以外にも「ステラ」という知る人ぞ知る名曲があるんだよね。

松本明子/ステラ YouTube
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「ステラ」は松本さん作詞、吉田拓郎さん作曲で、松本さん主演のドラマ「プリズンホテル」の主題歌だった。

ボクはそのドラマは全く観てないんだけど、「LOVE LOVE あいしてる」で松本さんが歌っているのを観たことがある。

残念ながら、「ステラ」は既に CD は廃盤になっているうえに音源の配信もされていないのよね、ボクは過去の(中古)CD を探して手に入れたけど。

15回戦 ビートきよしさんと大友康平さん

熱い男対決ということだったけど、このマッチメイクもやっぱり苦肉の策かな。

きよしさんが歌っているまさにその時、NHK のほうではこの曲の本家であるたけしさんが歌ってたんだよね。

でも、それは NHK のほうが仕掛けてきたんであって、先にきよしさんの出演を発表していたのはももいろ歌合戦のほう。

つまり、NHK もしっかりももいろ歌合戦を意識してるんだよね、もしかしたら何かしらヒントをもらってたかも知れないな。

熱湯風呂の演出に対して、ちゃんと歌が聴きたかったって意見をネットで目にしたんだけど、そういう人もいるんだね。

正直に言って、歌が聴きたかったらたけしさんのほうを観ればいいと思うんだけど。

ニセモノが真面目に歌っても本家には勝てっこないでしょ、だからこっちはこれしかなかったと思うよ。

大友康平さんは2年連続での出演、前回も今回も出演に際してはタイアップとかない純粋なものだよね。

前年はももクロとは初遭遇で手探りなところもあったかもだけど、2回目となる今回は安心して臨むことができたんじゃないかな。

大友さんと言えば、かつてハウンドドッグで紅白への出演が決まってたんだけど、披露する曲のことで NHK と折り合いがつかずドタキャンしているんだよね。

そんな大友さんは今年は東京03角田さんと対決って話も出てたけど(つまりは今年も出る気でいるってことだね)、ボク的にはその時は「Bad Boy Blues」か、もしくは「嵐の金曜日」を歌ってほしいかな。

HOUND DOG Bad boy Blues YouTube
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「Bad Boy Blues」はメッチャカッコいいロック、間奏のギターソロが特に好きなのよね。

「嵐の金曜日」はデビュー曲、この曲だけは当時のキーでは歌えなくなったらしいんだけど、今なりのものでいいから聴いてみたい。

Bitly
大友康平の"嵐の金曜日"をApple Musicで
曲・2009年・時間:5:20

ハウンドドッグは空中分解してしまったせいか、ハウンドドッグ名義ではCD もほとんど売られていないし配信もされてないんだね。(大友さん名義のものが少し出てるくらい)

16回戦 角田晃広(東京03)さんと杉山清貴さん

前年の対 T-BOLAN に次ぐ角田さんによる憧れ、憧れられ対決、これは本家紅白というよりものまね紅白のご本人と一緒のパロディーだね。

杉山さんは当時と声が全く変わってないのがすごいね、それも還暦にしてだから余計に驚き。

現在はキングレコード所属だから、ももクロと同じレコード会社というラインでの出演なのかな。

この手の企画は一歩間違えると炎上しかねないんだけど、角田さんが歌が上手いこととももクロとの相性の良さによって成立してるんだよね。

映像を観ていても、角田さんへのモノノフからの声援が温かいもんね、この対決シリーズは今後も続けてほしいな。

さて、ここまででそれなりの文字数になってきたので、ここでいったん締めて続きはまた次回に。

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