どうして子どもは勉強したがらないのか?
おバカタレントとして一世を風靡したスザンヌさんが、2021年から再び高校生となったことがニュースになっていたね。
当時タレント活動が忙しくなり中退したそうだけど、母校のほうが籍を残しておいてくれたみたいなので、経歴的にはここまでの間ずっと高校生だったということになる。
テレビに出演した際に卒業していない旨を話したところ、母校のほうから「卒業しませんか?」と連絡がありトライすることにしたんだとか。
その決断に関して大きな影響を与えたの息子さんの存在みたいで、自分が勉強をしてこなかったせいで子供に勉強をさせることに対して後ろめたさがあったそう。
そこに気づける人ってすごいよね、世の中の多くの親御さんは自分のことなど顧みずに「勉強しなさい!」って怒鳴ってるんだから。
寝っ転がってテレビを観てたりお酒を飲んでる人から「ちゃんと勉強しろよ!」なんて言われたら、あなたはそれを素直に聞ける?
子どもに勉強させる方法というのは実は簡単で、ただ親が勉強してる姿を見せるだけでいいのよ、子は親の背中を見て育つものなんだから。
というわけで、もしもあなたに子どもがいて勉強させたいのであれば、ガミガミ言わずに自分が勉強に打ち込むことである。
一つだけ気をつけなければいけないのが、絶対にそれをつまらなそうにやってはいけないということ、誰だって楽しくないことを真似しようとは思わないからね。
おバカタレントって
ところで、このおバカタレントっていうジャンルは何なのかね?その言葉が生まれる前からあるけど。
ボクは正直このおバカタレント的なものが好きではない、決してその人自体が嫌いというわけではないんだけど。
なんかね、無知なことやそれが原因で的外れなことを言ったりするのを笑うって失礼なことだと思うわけ。
以前に長州力さんが Twitter を始めた際に、ハッシュタグを間違えてハッシュドタグと言った(書いた)ことがあったよね。
あれを笑った人がたくさんいて、ボクはとても気分が悪かった。
というか、笑い者にされてるようでいたたまれなかったのよね。
もちろん本人は笑わすつもりなんかはなく、ただ一所懸命に新しいものにと組んでいただけなのに。
また、サッカーのクリスティアーノ・ロナウド選手が来日して、日本の子供から質問を受けた時にその子のポルトガル語が拙かったことで現場にいた記者から笑いが起きたことがあった。
その時にロナウド選手は、「どうして笑うんだい?彼は一所懸命しゃべっているというのに」って不快感を示したんだよね。
やっぱりさ、そういうのを笑うって失礼でしょ。
そんなだから多くの日本人はミスを恐れてチャレンジしないんだろうね、本来なら称賛されるべき場面で笑われなきゃいけないっておかしいと思うよ。
さらに、女性に対するそれは男尊女卑の思想が根底にある気がしてるのよね。
キョンキョンの「渚のはいから人魚」という曲には、「女の子って 少しダメな方がいいの」というフレーズがある。
これ、当時キョンキョンはどんな気持ちで歌っていたんだろうか?
ちなみにこの詩を書いたのは男性で、中森明菜さんの「北ウイング」や「ミ・アモーレ〔Meu amor é・・・〕」といった名曲も多い人だけどね。
そんなわけで、ボクはおバカタレントがもてはやされる時代はそろそろ終わってほしいと思ってる。
ファンのためになる動画コンテンツを作ってみたら?
B.O.L.T の高井千帆さんが、このコロナ禍における自粛期間を利用して医療事務の資格を取得したらしいね。
そのことは、TEAM SHACHI の大黒柚姫さんによる YouTube の配信番組「柚姫の部屋」に出演した際に言っていた。
その前に Instagram のほうで先に報告してたみたいね、アップされた合格証書の日付は2020年の11月16日となってた。
これを見て思ったんだけど、YouTube とかでお勉強動画アップしたらよさそう。
でも、ただ勉強してるところをアップするだけじゃ芸がないよね、それじゃファンの人しか観てくれない。
だから教材レベルのものを作るわけ、E テレとか放送大学クラスの内容でコンテンツとして販売できるくらいのものをね。
とは言ってもそんな堅苦しいものじゃなくて、楽しく観れてなおかつ確実に学べるようでなきゃいけない、そこはアイドルなんだからさ。
単に本人が勉強して合格を目指すだけじゃなくて、視聴者も一緒に学べるようなものならファン以外の人にも有益でしょ。
というか、その資格とか分野を学んでる人を取り込むってことね。
例えば、簿記検定3級講座とかフードマイスター講座とか、専門の講師を迎えて一から教わる形式にするの。
で、興味を持ったらファンも一緒に学んで合格を目指せばいいよね、推しと一緒に学んで一緒に合格できたら嬉しいでしょ?
そして、合格者がたくさん出れば口コミで広がって視聴者も増えるだろうし、メディアでも取り上げてもらえる可能性もある。
さらに、そうやって資格を取れたらそこから新たな仕事につながるかも知れない、雑誌の連載とかセミナーのゲストとかね。
経済を語れるアイドルとかあんまりいないから、簿記なんてけっこういいと思うな。
それに、将来的に独立するとか引退して事業を起こすとかいった時にも役立つよね。
一つだけ言うとしたら、何をやるかはあくまで本人がやりたいことであるというのが大前提。
だから、絶対に運営サイドが変な打算をして「これをやりなさい!」とか押し付けないことね。
というわけで運営さん、面白いと思ったらぜひタレントさんと話し合って実行してみてください。
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