前回記事は以下から。
無謀な夢に挑戦することの意味 夢は叶えなくてもいい!?
無謀と思えるような夢を掲げることには、主に四つのメリットがあります。
一つ目はバズること、あなたの存在を広く世間に知ってもらうことができます。
その際に、同じように無謀と思えるような夢を持っている人から興味を持ってもらえる可能性があるんですよね。
そして、そういう人は社会的に影響力のある人だったりしますから、そんな人が協力してくれたら夢が叶う可能性も高まります。
無謀と思えるような夢を掲げるとそいうことも起こりえるんです、人は自分と似たタイプの人に惹かれますから。
例えば、あなたがアニメが好きだったとしたら、同じようにアニメが好きな人に好意を抱きますよね、それと同じです。
だから、ありきたりな夢を掲げてもそういう人のアンテナに引っかかる可能性は低いのです、違うタイプの人だと思われてしまうので。
二つ目は、今まで眠っていた潜在能力が開花することです、あなたの成長につながるってことですね。
実は人には何でもできる能力が備わっているんです、才能があるとかないとかいうのは単なる思い込みでしかありません。
あると思えばあるし、ないと思えばない、才能ってそういうものなんですよね。
だからあると信じてください、それだけであなたの才能は開花しますから。
ただし、その才能が開花するまでにはタイムラグがあります。
多くの人はそのタイムラグを待ちきれずに挫折するんです、それってもったいないですよね。
ということで、どうかあなたは才能が開花するまで辛抱強く続けて下さい。(でも楽しくなくなったら即やめましょう)
三つ目は、あなたが成長することによって、周囲の人たちの成長を促すことになるからです。
もしかしたら、あなたも誰かに憧れてアイドルになったのかも知れません。
だとしたら、それはあなたの憧れの人があなたの成長を促した結果ということですよね。
そういう存在にあなたもなれるということです、というかあなたが夢を叶えたら必然的にそういう存在となります。
だからと言って、べつにそのために活動する必要はないんですけどね。
でも、あなたが夢を叶えることで結果的に人にいい影響を与えるんだとしたら、それって素敵なことだと思いませんか?
いつの日か「○○さんを見てアイドルになろうと思いました!」って言われたら最高ですよね、ぜひそんなふうに憧れられる人になってください。
最後に四つ目、夢を追うことってそれ自体が楽しいですよね。
例えば、某夢の国に行くことを考えてみましょう。
それって、行くと決まった時からもう楽しいですよね。
そして、その日が来るのが待ち遠しいし前日なんか嬉しくてなかなか寝付けないかも知れません。
当日は、いつもなら起きれないような時間に余裕で早起きできたり、行きの電車の中でもウキウキで到着まで待ちきれないくらいですよね。
もっと言うと、帰りの道中も楽しいし家に帰った後も楽しいんじゃないでしょうか。
そんなふうに、夢を叶える過程も同じように楽しいはずなんです。(夢が叶った後も)
さて、ここでちょっと考えてみてください。
もしも夢を叶えるその途中で命が尽きてしまったら、最後の瞬間にあなたはどう感じるでしょうか?(不謹慎でごめんなさい)
きっと幸せだったと思えるんじゃないでしょうか、多少の心残りはあったとしても。
何が言いたいかというと、夢を叶えること以上に大事なのはあなたが幸せであることです。
幸せでいるためには夢実現のために行動することが一番の近道なんです、だから遠慮なく無謀な夢に挑んでくださいね。
無謀な夢に挑むと起きること ドリームキラーへの対処法
無謀な夢に挑んでいると(無謀でなくてもですが)、必ず出てくるのがそれをバカにしたり批判したりする人たちです。
「そんなことできるわけないじゃん!」とか「お前らじゃ無理だよ!」とか、そういうことを言って夢の実現を邪魔してくる人たちですね。
そういう人たちのことをドリームキラーと呼びます、言葉のとおり「夢を殺す人」ですね。
先に結論を言っておくと、現時点ではこの世からドリームキラーがいなくなることはありません。
「現時点では」というのは、この先に人類がもっと進歩して成熟した社会が実現すればいなくなることもあるだろうってことですね。
そういう未来がいつ訪れるかは分かりませんし、残念ながらそれはまだ当分先のことになるでしょう。
というわけで、ドリームキラーが悪いというのは大前提ですが、彼らを責めたところで現実には何も解決はしません。
なので、とても腹立たしいことではあるのですが、そういう攻撃を受ける側が対処するというのが最善の策となります。
他人をコントロールすることはできませんが、自分をコントロールすることならできますからね。
だから、どうにもならない他人よりもどうにかできる自分のほうに意識を向けるんです、どうにもならないことに意識を向けるのは時間と労力のムダですから。
では、具体的にはどうすればいいのかということですが、それは「見ない」ことです。
「それができたら苦労しないよっ!」って思ったかも知れませんね、もちろんそう言いたい気持ちも分かります。
この「見ない」についてはちょっと説明が必要です、なので事例を交えて詳しく解説していきます。
脳は見たいものしか見ない
実は、人の脳というのはすべての情報を認識しているわけではありません。
脳は自分にとって重要な情報だけを認識していて、重要でないものはたとえ目の前にあっても見えないんです。
念のため言っておくと、「見えない」と言いましたが視覚だけでなく聴覚や嗅覚、味覚や触覚といった他の五感についても同じですよ。
では、そのことを実感していただくためにちょっとしたワークをやってみましょう。
あなたが持っているスマホで、電源を入れた時に出てくる画面にあるアプリを書いてみてください。
デザインまで正確に書けなくてもいいです、何がどこにあるかだけでいいので書いてみてくださいね。
さて、書けましたか?
たぶん書けなかったことでしょう、毎日何十回と見ているはずなのに。
どうして覚えていないのかといえば、あなたにとってそれが重要な情報ではないからです。
では次のワークです、他のメンバーかスタッフ、友達でもいいので、誰かと何か話をした場面を思い出してみてください。
どんな会話をしたかは覚えていても、その時に周囲で鳴っていた音や他の人の会話までは覚えていませんよね。
それももちろんそうした情報が重要ではないからです、そんなふうに人はたくさん(無限に)ある情報の中から、自分にとって重要な情報だけを抜き出して認識しているんです。
ところで、この重要な情報というのは一定ではなく状況によっても変わりますし、自分自身で変えることもできます。
つまり、情報の重要度を変えることでドリームキラーの存在を消すこともできるってわけです。
もっと言えば、ドリームキラーの存在が気になるのは、それがあなたにとって重要な情報だからです。
どうしてドリームキラーが現れるのか?
脳は重要な情報しか認識しないんですから、そもそもドリームキラーの存在があなたにとって重要でなければ見えない(気にならない)はずなんですよね。
にもかかわらず気になるというのであれば、その原因はあなたの中にあるということになります。
例えば、あなたが他の子の二の腕に目が行ってしまうとしたら、それはあなた自身が自分の二の腕を気にしているからです。
ドリームキラーが気になる理由、それは他ならぬあなた自身が夢の実現を疑ってるからです。
つまり、あなた自身がドリームキラーなんですよね、しかも最強の。
「そんなことできるわけがない!」とか「お前には無理!」って言葉は、あなたの心の声なんです。
だから、ドリームキラーが気にならないようにするためには、あなたが自分を信じること、それ以外にはありません。
「私はできる!」そう信じてください、根拠は一切いりません。
というか、根拠なんてあったらダメです、根拠なんてなくていい、ないほうがいいんです。
どうして根拠があったらダメなのかというと、根拠が揺らいだら自信も揺らぎますし、根拠が崩れたら自信も一緒に崩れてしまうからです。
根拠がなければ揺らぐこともなければ崩れることもありません、だからないほうがいいんです。
というわけで、あなたは根拠なくただ「私はできる!」とだけ思ってくださいね。
何も心配はいりません、本当にできます、あなたは選ばれし者なんですから。
ここまででだいぶ長くなってしまったので、次回の記事で根拠のいらない理由を具体的に分かりやすく解説しますね。
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