2021年7月3日に福岡国際会議場で行われた、ばってん少女隊6周年記念ライブ第二部のほうに行ってきた。
ばっしょーのライブは二度目、前回は MAISON’s PARTY をバックに従えての生演奏、Zepp DiverCity(TOKYO)での第2部以来。
過去の記事で福岡国際会議場メインホールはキャパ3,000人って書いたんだけど、参照したサイトの情報がガセだった。
それで改めて調べてみたところ実際には1,000人だったのよね、ちゃんと複数のサイトをチェックしないとダメだね、結果的に間違った情報を発信することになるからさ。
そんな箱だったけど、座席は H 列(前から8列目)だったこともあって肉眼で顔までしっかり見えた。
てゆうか、ずっとアリーナやドームでのライブばっかり行ってたから余計に近く感じたよね。
ということで、今回は6周年ライブと博多にまつわるお話。
ご当地アイドルにとって一番うれしいことは
今回は2016年のももクロ DOME TREK 京セラドーム大阪大会以来の遠征、九州に行くのは初めてだったのよね。
今回の遠征は、これまで行ったことのなかった九州に行くためにばっしょーのライブを予定に入れたという面もある。
まあ、それ以上に6周年というおめでたいライブでもあるから、ご祝儀的な意味合いでもあったんだけどね。
あとね、ご当地アイドルにとって一番うれしいのは地元に来てもらえる、地元に貢献できることなんじゃないかと思うのよ。
そういったことまで考えたらもう行く以外に選択肢はないでしょ、ってことで今回は即断即決だったね。
ライブの開催が発表されたのは4月の無観客でのお披露目配信で、4月半ばにはライブのチケット抽選は無事当選したから、飛行機のチケットは75日以上前の早割りで最安値だった。
もう一点だけ言うと、経済を回すという意識もあるのよね、特に今は日本全国の経済が痛んでるし。
でも、それは一人でやったところでたかが知れてるし、ご時世的に難しい面もあるのよね。
ちなみに、不況の際に出費を抑えるというのは個人レベルで見たら正しい判断なんだけど、全体で見たら誤った判断なんだよね。(これを「合成の誤謬」と言う)
だって、みんなが出費を抑えたら余計に経済が冷え込むでしょ?
そんなわけで、みんなができる範囲で経済を回すことを考えられたらいいかなとは思ってる。
それは推しのためでもあり世の中のためでもあり、巡り巡って自分のためでもあるのよ。
博多観光
今回の福岡観光を簡単に紹介しておこう、福岡についたのはライブ当日の15時、荷物が重いのでまずはホテルに直行。
ホテルにチェックインしてすぐに食事、近くの商店街にあった元祖ラーメン長浜堂へ。
豚骨ラーメンの発祥はこの店らしい、もともとは屋台だったみたいだけど。
豚骨だけどこってりではないから食べやすいと思う、まあこってり好きには物足りないだろうね。
腹ごしらえをしてライブ会場へ、バスでも行けたんだけど博多の街の雰囲気を感じるために徒歩で向かった。(ホテルからは15分程度)
ライブが終わってホテルに戻ったら20時を過ぎていたので食事は目の前にあった店からテイクアウト、屋台とか行きたかったよね。
牛さがり弁当、これはこれで美味しかった。
翌朝、ホテルをチェックアウトして最初は徒歩で一蘭本店へ、一蘭は地元でも食べれるということもあって今回はパス。
一蘭の前を通ってそのまま道なり、天神を抜けて舞鶴公園とすぐ隣にある大濠公園へ。
舞鶴公園は、西武ライオンズの前身である西鉄ライオンズが本拠地としていた平和台球場があったところ。
大濠公園は京都の天橋立(あまのはしだて)に似てるよね、どちらも福岡城の跡地。
大濠公園といえば「おっしょい!」の MV のロケ地でもある、ここがその浮見堂。
バスも地下鉄もあったんだけどここまでずっと徒歩、さすがに疲れたので地下鉄で博多駅へ移動。
駅地下で肉ごぼう天うどんを、福岡ってラーメンのイメージだけど実はうどん店が多いよね、お店の名前は忘れた。
食事を済ませてからバスで福岡 PayPay ドームへ、路線バスとしては珍しく途中高速道路を通るのよね。
で、高速を降りてすぐ左手には福岡市立博多市民プールがある、「無敵のビーナス」のジャケ写になってる場所。
プールを通過しPayPay ドームへ、今回はいつかまた来るときのための下見でもある。
そういえば、ライブがちょうど博多祇園山笠の時期だったので街のあちこちに飾り山笠があったね。
今年は祭り自体は延期で舁き山笠は行わず飾り山笠のみということらしい、飾りだけでも見られたのは幸い。
こんなかんじで「聖地巡礼」も含めてざっと博多の街を回ってみた、やっぱり一日じゃ全然回り切れないよね。
ということで、ライブに合わせてまた訪れよう。
次回は福岡タワーとか櫛田神社とか博多ポートタワーとか行きたいな、まだまだ他にも行きたい所いっぱい。
ライブの様子
ライブは2021年5月21日リリースの「ばりかたプライド」でスタート、そこから4曲を披露して最初の MC へ。
MC の後は「MILLION SUMMERS」、「OTOMEdeshite」、「アツか夏きたばい!」、「スウィンギタイ」、「MERRY GO ROUND」、「無敵のビーナス」の6曲をメドレーで。
二度目の MC パートを挟んでそこからノンストップで6曲、その後に新曲「Free な波に乗って」を披露して本編が終了。
アンコールパートは3曲(第1部では4曲だったみたい)、終了後に MC へ。(セットリストは以下記事のほうへ)
今回のライブ参戦の目的の一つは新メンバーのパフォーマンスを観ることだったんだけど、現時点でこれ以上を求めるのは酷ってくらいによく仕上がってた。
二人とも5歳の頃からダンスの経験があるそうだけど、蒼井りるあさんは踊りながら歌うってことまではしてなかったと思うのよね。
だから、ダンスでいっぱいになってしまって歌まで気が回らないってことがあっても仕方ないのよね。
でもそんな心配は全くの杞憂で、お披露目ライブの時よりもはるかによくなってた。
加入3か月としては上出来というか、もう出来すぎって言っていいレベルじゃないかと思う、短期間でよくここまで仕上げたね。
柳美舞(やなぎみゆ)さんはスタダに入る前もアイドルをやっていたみたいで、「第二の橋本環奈」とも言われていたんだとか。
そのせいか、お披露目ライブの時から既に歌は安定してたよね。
柳さんはメンバーカラーが青で身長も一番低いけど、これから劇的に伸びるかどうかも注目かも。
それにしても、新メンバーって本当に大変だよね。
既存メンバーが一つずつ順を追って覚えてきたことを、一気に覚えて追いつかなきゃいけないんだからさ。
きっとライブが近づくにつれて不安で眠れないこともあったんじゃないのかな、そういったことを乗り越えてきたからか、最後のあいさつでは二人とも感極まって涙があふれてた。
あいさつの際に一つ自分自身のミスに気づいたのよね、ライブ中はペンライトの色をピンクと青にしておくんだった。
というのも、普通に考えたら既存メンバーを推してる人のほうが多いはずでしょ?
だから、二人だって自分の色のペンライトが少ないのはしょうがないとは思ってたはずなのよね。
客席を俯瞰で見たわけじゃないから、実際のところどの色が多かったのかは分からないけど、ボクの周辺には希山さん推しが多かったかな。
そんな状況だったからこそなおさらピンクと青にしておくべきだった、ちょっと気づかいが足りなかったと反省した次第。(ボクは基本箱推しなんでね)
ちなみにこちらはあの「ゴボウペンライト」、スタプラフェス用に購入したけどここまで使う機会がなかったので下ろしてみた。
そんなかんじでライブは温かい空気の中で終了、終演後は規制退場、そのまま徒歩でホテルへ。
今後のばっしょーに期待すること
最初に言ったように、今回の感情である福岡国際会議場メインホールはキャパ1,000人で、今回はコロナ禍でもありフルキャパではなかったんだよね。
チケット発売当初は50%で設定していて、その後の緊急事態宣言解除、まん延防止等重点措置への移行に伴い若干数の追加販売をしてたから、動員数は600人といったところだろうか。
まあ、初めからフルキャパだったとしてもソールドアウトはしただろうけど。
「OiSa」がブレイクし、て新体制にもなったことで今ばっしょーにはいい風が吹いてるよね。
なので、ここからが非常に大切になっていくわけだけど、コロナもあって情勢はまだまだ不透明ではある。
でも、少しずつ出口に近づいてはいるからコロナ後が勝負だね。
個人的にはバンドを入れてほしいんだけどね、ばっしょー楽曲はバンドサウンドだからさ。(「OiSa」を除いて)
ただ、それは今の観客動員力では正直まだ厳しいから、ロックフェスなんかに出る機会があったらその時はバンド編成で行ってほしいよね。
エビ中も「NUMBER SHOT 2021」にはバンド編成で行ってたよね、アイドルだからって舐めれないためにもやっぱりバンドは必要だと思うよ。
バンドを背負ってると、それだけで真剣に音楽に向き合ってるというメッセージになるからね。
ってことで、これからのばっしょーにはバンドは必須かな。
会場の周囲を見て思ったんだけど、7周年の時には福岡国際会議場の隣りにある福岡国際センターでやってほしいよね。(キャパ約10,000人)
で、8周年には近くにあるマリンメッセ福岡でというふうにステップアップしていけたら理想かな。(キャパ約15,000人)
そして、10周年をPayPayドームでやれたら文句なしだね、5万人で「おっしょい!」できたら感無量。
そんなふうに、周年のライブは地元で開催してほしいな。
というわけで、ライブと博多の街並みを見てばっしょーの未来図が見えたいい遠征だった。
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