さて、今回はようやく本題であるシンデレラ決定戦の振り返り。
ちなみに、前回までの振り返りは以下記事へ。
シンデレラメドレーで気になった人たち
たこやきレインボー「もっともっともっと話そうよ」
イベントの進行順としては全参加者による10秒アピールが先だったんだけど、そこはちょっと後回しにしてシンデレラメドレーのほうから回顧していこいう。
スタートはばってん少女隊の瀬田さくらさんから、「37人でバトンをつないでいきます!みんなのいいところ、かわいいところ見付けてくださいね!」と言っていたのが印象的。
自分のアピールをしていい場面なのに他の人にも目を向けさせようという配慮は、裏を返せば自信の表れなんだよね。(本人は否定するだろうけど)
歌に関しては、セリフを博多弁で言うつもりが関西弁になってしまったとのこと、珍しく緊張していたみたい。
ちなみに、瀬田さんはイベント前にはシンデレラへの想いを口にしていたんだけど、本番では何故か一切言わなかったね。
二番手は播磨さん、衣装も変えてらしさ全快。
なかなかストレートには伝わらないかも知れないけど、播磨さんもこのイベントに賭ける想いは相当なものだよね。
(CROWN POP 雪月心愛さん欠場により)三番手はいぎなり東北産の藤谷美海さん、この人もキャラに徹してた。
藤谷さんは極度の人見知りでガラスのハートらしいけど、あれはまさにそういう人のノリだよね。
たぶん、ああしてないと緊張に耐えられないんだと思うよ。
次は超ときめき宣伝部の菅田愛貴さん、菅田さんはアイドル声でありながらもしっかり芯のある歌声なんだよね。
だからちゃんと伝わってくる、個人的には好みの声。
次はクラポの里菜さん、菅田さんの直後というくじ運の巡り合わせもあってちょっと印象が薄かったかな。
でも、ビジュアル的には背も高くて存在感あるよね、このへんは視点の問題で気になったという人も当然いるだろう。
次は東北産の北美梨寧さん、この人は美形な顔立ちに対して声がかわいい系でそこのギャップがいいよね。
歌唱に関して言うと、もっとメリハリがあればよかったかな、本人的には歌には苦手意識があるみたい。
次は超とき宣の小泉遥香さん、このパートは彼女的には当たりくじだったかな、キャラにピッタリ合ってたと思う。
欲を言えばセリフのところでもう少しタメがあればよかったね、ちょっと先走ってる感があった。(コンマゼロ何秒ってレベルだけど)
次はばっしょーの春野きいなさん、開催が延期になったことで参加できたという運の持ち主。
ただ、くじ運だけはちょっと悪かったかな、彼女にとっては難しいパートだったと思う。
最後の「話そう~」のところは苦しそうだったね、キーが合ってないんだろうけど。
ここをしっかり地声で歌っている清井咲希さんってすごいんだね、そう再認識させられた場面でもある。
TEAM SHACHI「トリプルセブン」
ここから二曲目、スタートは東北産の桜ひなのさん。
東北をアピールするような歌詞に変えて歌っていたね、この人は声、歌い方が独特で一聴してその人と分かるタイプ。
次はばっしょーの蒼井りるあさん、これだけの大きなステージは初めてだけど持ち味はしっかり出せていたんじゃないかな。
この人はダンスがきれいだよね、歌に慣れてきたらもっと良くなる。
次はクラポの田中咲帆さん、歌が格段に良くなっていて称賛の声が多かったみたいね。
クラポは三田さんがシンデレラになったあたりから存在感が増してきたイメージ、この一年くらいで一番成長したグループじゃないかな。
次は東北産の律月ひかるさん、この人も声に特徴がある人でシャチの秋本帆華に似ているよね。
東北産は今回は衣装が特攻服と独特で、遠目にも一目で分かるように差別化ができていた。
次は超とき宣の辻野かなみさん、辻野さんは途中でちょっとメロディーを見失ってしまっていた。
歌に対する苦手意識がこういうところで出ちゃったね、そこは自信を持って歌えば大丈夫だったと思うよ。
その後を引き継いだのがばっしょーの柳美舞さん、辻野さんが先走ってしまったところをつられずに元に戻してたね。
柳さんはばっしょーとしてはまだデビューして半年だけど、アイドル活動自体はスタダに入る前からしているから、それなりに場数を踏んでいるせいもあるのか冷静に対処していた。
次は超とき宣の杏ジュリアさん、今頃気づいたけど唯一名前が片仮名表記なんだね。
杏さんも見た目の印象と違ってしっかりと歌える人だよね、その歌声に心を動かされた人は確実にいたと思うよ。
次も超とき宣で坂井仁香さん、坂井さんはイメージカラーが赤であるにもかかわらずぶりっ子系のキャラだよね。
そんな坂井さんにはちょうどいいパートが当たったかな、すごく合ってたと思う。
「トリプルセブン」の最後はばっしょーの上田理子さん、上田さんはきっちりと締めてたね。
正直に言っちゃうとこの時の上田さんの印象があまりないのよね、可もなく不可もなくといったところで。
まあ、それはボクが求めてるレベルが高すぎるからなのか知れない。
私立恵比寿中学「ジャンプ」
ここからは三曲目、スタートは ukka の村星りじゅさん。
村星さんよかったね、雰囲気がこの曲にも合ってたんだけど、微妙にくじ運が悪かったって気はするのよね。
というのも、次が東北産の伊達花彩さんだったから。
伊達さんも雰囲気にピッタリ合っていたし、なおかつ小さな身体に似合わぬパワフルボイスなこともあって、観ていた人の印象が上書きされちゃった感はあったね。
次はばっしょーの希山愛さん、希山さんのキャラとは違うシリアスな曲なのでどんな感じになるのか思ったけど、無難にまとめた感じだったかな。
希山さんのパートは歌詞が詰まっていて早口で歌わないといけないんだけど、元々リズム感はいいので対応はできていたね。
次は東北産の葉月結菜さん、このパートは葉月さんにとってはちょっとキーが高かったのかな?
「だから愛を込めて」のところ裏声だったよね、声量もちょっと足りない感じがして爪痕を残すまでには至らなかった印象。
次は ukka の芹澤もあさん、この人も見た目に似合わず声が強いし意外とこの曲にも合ってた。
歌唱だけで選ぶなら間違いなく有力候補でしょ、それくらいよかった。
次はアメフラっシの市川優月さん、ちょっとピッチが合ってなかったのが惜しかった。
大事な場面でミスるのは超とき宣の辻野さんと同じで自信がないからで、成功のイメージを持って歌えてたらうまくいったのにもったいなかったね。
次は東北産の吉瀬真珠さん、カッコよかったよね、驚いた人も多かったはず。
ミスった市川さんの直後だったとか関係なく、この歌唱だけで強烈なインパクトを残したと思う。
押し出しの強い東北産の中にあって、控えめなキャラなこともありまだ見付かってなかっただろうけど、この瞬間に推し増ししたという人も少なくないだろう。
次は超とき宣の吉川ひよりさん、一番おいしいとされているパートだね。
よく歌えてたとは思うんだけど、彼女のキャラとは会ってないかなというのが正直な感想。
今回のイベントが開催される前までは、この4曲では「ジャンプ」が当たりみたいな印象だったけど、結果を見てみると必ずしもそうではなかったよね。
ボクらは原曲のイメージで捉えがちだけど、それはあくまでそのアーティストが歌った時のイメージであって、実際には誰が歌っても同じ印象になるわけではない。
全体を通して言えることだけど、曲のイメージにピッタリとハマった人が印象に残ってるのよね。
そういう意味では次に歌った B.O.L.T の青山菜花さんはハマってたね、吉瀬さんと同様にこの歌唱だけで見たらシンデレラになっていても全く不思議じゃなかった。
ラスサビは東北産の安杜羽加さん、安杜さんも雰囲気がこの曲にピッタリだったね。
ここは時間も長めで聴かせどころでもあったよね、その分プレッシャーも大きかったかも知れないけど見事に歌い切っていた。
ももいろクローバーZ「ココ☆ナツ」
ここから最後の曲、クラポの藤田愛理さんからスタート。
藤田さんもこの曲にはピッタリで、入りがこの人というのは曲自体の良さも引き出されていてよかったんじゃないかな。
続いて ukka の茜空さん、この人も藤田さん同様に底抜けに明るいタイプだからこの曲にはピッタリだったね。
ボクの印象では茜さんはムラがあるタイプで調子がいい時にはホントに映えるんだよね、この日は絶好調だった。
次は B.O.L.T の白浜あやさん、この人も「ココ☆ナツ」向きだよね。
いわゆる「あなやの」コンビは最年少だけどそんなことは感じさせないパフォーマンス、ここ数年で入った人の中では一番場数を踏んでるせいかな。
これだと5年後とかにはすごいことになってるね、それでもまだ18歳という。
次はアメフラっシの鈴木萌花さん、今回 B.O.L.T とアメフラっシは4人中3人が「ココ☆ナツ」だったね。
「ココ☆ナツ」はAメロBメロはともかくサビはほぼ「コ」しかないから難しいよね、その「コ」だけで歌の上手さが伝わってくるのはさすがといったところ。
それに関しては次に歌った小島はなさんも同様、小島さんは「コ」だけでどれだけ表現できるかに挑んでたみたい。
今回はカッコよく歌うというテーマだったのかな、ビジュアル的にはイケメンだからよくできてたと思う。
それを「ココ☆ナツ」という曲でやることのミスマッチ、それこそが小島さんの狙いだったのかな。
次は B.O.L.T の内藤るなさん、内藤さんは自作の顔はめパネルでアピール。
これはもちろんウケ狙いでもあったんだろうけど、身長の低さ、身体の小ささを補う意味もあったんだと思う。
まあ、もしかしたらそこまでは考えてなかったかも知れないけど、少なくとも小さいとは感じなかったよね。
次は東北産の橘花怜さん、この日は終始気迫が漲(みなぎ)っていたというか、ここに賭ける想いというのが伝わってきていた。
以前にも触れたことがあるけど、播磨さん、ukka の茜さん、クラポの藤田さんと並んで、橘さんはアイドルとして100点の笑顔ができる人だよね。
次は ukka の川瀬あやめさん、川瀬さんは今回珍しく(?)本気で狙いに来てたよね、個人的にはそれがとてもうれしかった。
結果的にシンデレラにはなれなかったわけだけど、ちゃんと宣言したことの意義は大きいんだよね。
次はアメフラっシの愛来さん、ちょっと厳しめになってしまうけど、この人は本当にもったいない。
今回に関しては、そういうパートに当たってしまったというのもあるけど、ずっと空回りしてる印象なのよね。
愛来さんに求められているのは「スベリ芸」とかそういうものじゃなくて、カッコよくビシッと決めることなんじゃないのかな。
たぶんそれが一番しっくりくると思うよ、一個人の感想だけど。
最後は B.O.L.T の高井千帆さん、高井さんも惜しかったよね。
いや、実際のところ橘さん以外はみんな惜しかったんだけどね、その中でも特にってこと。
データとしての裏付けは何もないけど、最終的な得票数はたぶん紙一重の差だったと思うのよね。
話は少し逸れるけど、もしも得票数が同数で並んだらシンデレラも複数生まれていたんだろうか?
そういう事態は想定していたんだろうか?ちょっと気になるところではある。
ボクが投票したのは
さて、こうして4曲で約18分の戦いが終わって、その直後に投票となったわけだけど、ここまで見終えた時点でボクの中で残った候補は6人。
その6人とは、ばっしょーの瀬田さんと柳さん、ukka の村星さんと芹澤さん、B.O.L.T の青山さん、東北産の吉瀬さん。
この6人に絞るだけでも相当な葛藤があったわけだけど、ここからさらに一人だけに投票するんだよね。
投票した多くの人がきっと同じような葛藤を経験したことだろう、楽しくも苦しいというか、何とも言えない感覚だった。
投票の締め切り時間が迫る中、6人の中から選んだのは村星さん。
決め手となったのはももクロ百田夏菜子さんとのストーリー、茶畑のシンデレラの後輩がシンデレラになるというもの。
結果はご存じのとおり東北産の橘さんだったわけだけど、個々の人たちの勝因、敗因に関してはマインドエバンジェリスト、コーチとしては色々と思うところがある。
なので、次回はそのあたりを詳しく解説していこう。
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