スタプラアイドルさん向け まだ何者でもない無限の可能性を秘めたあなたへ その6

前回記事は以下から。

スタプラアイドルさん向け まだ何者でもない無限の可能性を秘めたあなたへ その5
世の中には才能に恵まれた人とそうでない人がいる、そう思っていないでしょうか? 確かに、メジャーリーガーの大谷翔平選手のように複数のことに秀でた人もいるし、一つのことだけであっても突出した実績を残している人もいます。

あなたの思考はオリジナルか?

人は生まれてから(生まれる前からも)たくさんの言葉を浴びて育ちます、そしてその過程で言葉を覚えていくんですね。

あなたもそうやって、親や兄弟など周囲の人から言葉を学んできたから今しゃべることができているわけです。

その時、単に言葉だけを教わるのではなく思想や価値観なども一緒に学んでいます。

あなたが花を見てきれいだと思うのも、「ほら○○ちゃん、このお花、きれいでしょう?」と何度も言われているうちにそう思うようになったからです。

同じように、「○○ちゃんも、将来はお嫁さんになって子供を産んで・・・」なんて聞かされているうちに、女性は大人になったら結婚して子供を産むのが当たり前だと思い込むようになります。

こうして考えてみると、自分の考えだと思っていることも実は親や周囲の人の考えを疑うことなく受け入れていただけというものが多いはずです。

というか、ほとんどがそうですよね、実に9割が親の真似だったという研究結果もあるくらいです。

そして、それを自分のオリジナルの考えだと錯覚してここまで生きてきたというわけですね。

つまり、最大の洗脳者は親だったというわけです。

さて、人は自分で思っているほど自分の頭で考えてはいない、ほとんどの考えは親の受け売りだということが理解してもらえたでしょうか。

自分を疑えと言われるのも、そういった事情があるからなんですね。

成長に合わせてドリームキラーが増えていく

ドリームキラーという言葉を覚えていますか?夢を否定してくる人のことです。

子供は成長の過程で少しずつ住む世界が広がっていきます、家の中から近所、保育園や幼稚園、小学校、中学校といった具合に。

そして、世界が広がるにつれて新しい情報が入ってくるようになります。

それまでは親や兄弟を通して入ってきていたものが、友達やそのご両親、兄弟、近所のおじさんおばさん、学校の先生などからも新しい情報を吸収するようになるんですね。

言葉を覚えてからまだ間もない3~4歳の頃に、「わたし、大人になったらケーキ屋さんになるの!」とか「テニスの選手になりたい!」とか言っても、大人は笑って聞いてくれます。

それが、小学校に上がったあたりから「ケーキ屋さんなんて儲からないよ!」とか「お前は背が低いからテニス選手なんて無理だよ!」といった具合に、徐々に否定する人(ドリームキラー)が現れます。

で、中学校あたりになると「もっと将来のことを現実的に考えなさい!」といった感じで強く否定されるようになってきます。

それが、親だけにとどまらず友達やそのご両親、学校や塾の先生だったりと数も増えていくんですね。

そんな言葉をずっと浴び続けていたら、「やっぱり私なんかには無理だよな・・・」と思ってしまうのも無理はありません。

そして、いつしかそうした言葉を受け入れて、自分で自分の夢を否定するようになってしまうんですね。

これが多くの人が自分のやりたいことが分からない原因です、自分で自分を否定してしまうんですから、それは分からなくて当然です。

あーりんさん呼びを止めましょう

では、そうした状態を脱して本当にやりたいことを見つけるにはどうしたらいいでしょうか?

それにはまず、あなたが「こうあるべき」とか「これをしてはいけない」と今まで思ってきたことを否定してみることです。

例えば、あなたはあーりんのことを「あーりんさん」と呼んではいませんか?

それに関しては、誰かにそう呼ぶように言われたというわけではなく、周囲にいる人が誰ともなく自然にそう呼ぶようになって、それをあなたも受け入れただけなのでしょう。

もちろんあなたにとっては大先輩でもあって、敬意を込めてそう呼んでいることは分かります。

でも、そのあーりんさん呼びに対して違和感を抱いているファンは多いと思いますよ。

あーりんをあーりんさんと呼ぶのは、さかなクンをさかなクンさん、サンプラザ中野くんをサンプラザ中野くんさんと呼ぶのと同じくらい違和感があります。

ちなみに、「ユーミン」こと松任谷由実さんも自分のことはユーミンと呼んでほしいと言っていて、以前に競演したももクロもそのように言われていました。

きっと、あーりん自身もあなたに「あーりん!」と呼んでほしいと思っているはずです。

その表れが浪江女子発組合で、浪江メンバーには「あーりんさん呼び禁止令」が出ていて、うっかり「あーりんさん」と呼んでしまうとあーりんから厳しく注意されます。

なので、あなたも一度勇気を出して「あーりん!」と呼んでみてください。

大丈夫、あなたが心配するような悪いことは100%起こりませんから。

それどころか確実に距離が縮まりますし、それをきっかけに新たな可能性の扉が開くかも知れません。

そうやって、身近なところから少しずつ「こうあるべき」とか「これはしてはいけない」という思い込みを壊していくといいですね。

そんなふうに思い込みを壊していくと、それまで信じていたことの多く(というか全てなのですが)が周囲の人の言うことを鵜呑みにしていただけだということに気づくはずです。

そして、今までずっとやってはいけないとかできっこないと思っていたことの中から、本当にやりたいことが見えてくるでしょう。

限界とは何か?

最後に一つ、とても興味深いエピソードを紹介しておきましょう。

格闘家の高坂剛という人がいて、現在は自身の道場を開設して後進の指導に当たっています。

https://bit.ly/2XHjxwA

高坂さんは現役時代にトレーニングでスクワットを3,000回やっていたらしいのですが、その時にトレーナーの人が数を数えていて、残り100回になると教えてくれていたそうです。

で、いつも最後の100回がとてもきつかったので、自分の限界は3,000回くらいだろうと思っていたらしいんですね。

それが、後にトレーナーが種明かししてくれたところによると、ある時は3,200回、またある時は2,900回といったように、高坂さんには内緒でちょくちょく回数を変えていたんだそうです。

ということは、高坂さんは回数には関係なく残り100回を意識したとたんにきついと感じていたということですね。

これは、限界というのもただの思い込みに過ぎないことを意味します。

つまり、限界というのは自分が生み出した幻想だということですね。

では限界が幻想であることを示すエピソードをもう一つ紹介しましょう、『「言葉」があなたの人生を決める』という本からの引用です。

1954年までは、誰もが1マイル(訳600メートル)を4分未満で走ることは不可能だと思っていました。ところが、ロジャー・バニスターという選手がその壁を破りました。その後の4年間に、4分の壁は40回以上も破られました。

なぜでしょう?

ランナーたちが4分を切るのは可能だとわかったからです。

『「言葉」があなたの人生を決める」フォレスト出版刊 P.56より

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これはあなたも似たような経験があるのではないでしょうか?今まで何度やってもできなかったことが、たまたま一回うまくできたのを境にそれ以降はできるようになったとか。

どうしてそんなことが起こるのかというと、「できない!」が「できる!」に変わるからです。

言い換えると、「できない!」という思い込みが「できる!」に変わるからですね。

思い込みは言い換えると「確信」です、確信していることが現実となっているんです。

だとすれば、あなたが「私(たち)は東京ドームで単独ライブができる!」と確信すれば、それも現実になると思いませんか?

あなたに唯一必要なのは確信することだけです、それが全ての元になります。

さて、ここまで読んできてあなたは自信を持つことができたでしょうか?明るい未来は見えたでしょうか?

あなたが望むことは何でも叶えることができます、何故なら、あなたに起こる現実はあなたの心から生み出されるものだからです。

というわけで、憧れのステージに立つあなたの姿を見るその日を楽しみに待っていますね。

スタプラアイドルさん向け まだ何者でもない無限の可能性を秘めたあなたへ その7
脳はリアルにイメージしたものと現実との区別ができません、というかリアリティーがあるものを現実と理解するんですね。 なので、今現在の自分の姿よりも未来のあるべき姿のほうによりリアリティーがあれば、脳はそのイメージに反応して心身に変化を促します。

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