私をドームに連れてって!? 推しの夢を叶える方法を考えてみよう

推しのために何ができるか?

「俺の推しはもっと評価されるべきだ!」そう思ってる人も多いと思う。

てゆうか、今の状態で十分満足とか思ってる人はほぼいないだろうね。

そもそもボクがこのブログを立ち上げた理由もそれだしね、能力、実力と世間での評価との間にズレがあることがなんとなく気持ち悪いのよ。

それと、職業柄みんなに夢を叶えてもらいたいという想いもある。

なので、微力ながらその一助にでもなればと思って書いていたりもするのよね。

そんなわけで、今回はどうすれば推しの夢が叶うか、というより推しの夢を叶えるために何ができるかを考える回。

ここで、突然だけどアメリカ合衆国第35代大統領ジョン・F・ケネディの有名な演説を引用する。

「国家が自分のために何をしてくれるのかを問うのではなく、自分が国家のために何ができるかを問うてほしい。」

これになぞらえて言えば、「推しが何をしてくれるのかを考えるのではなく、推しのために何ができるのかを考えろ!」ということだね。

根本的な間違い、売れないのは力不足が原因ではない

まず、あなたの推しが売れない理由は何だろうか?

ここでよく間違うのが力不足だと思ってしまうこと、まあこれはファンの側よりもタレント、及び運営が犯しがちな間違いだけど。

ボクはよそのアイドルはあまり見ていないので、あくまでスタプラの子たちを前提に言うけど、歌にせよダンスにせよみんなレベル高いよね。

BS 日テレ「ももクロと行く!」の中でももクロメンバーも言ってたけど、「私たちが今のあの子たちの年齢の頃には、あそこまでできていなかった」というのは本音だと思う。

これは飲食店なんかでも陥りがちな罠で、味やサービスといった能力を追求しちゃうとドツボにはまるんだよね。

だからと言って、それは決して能力の向上をおろそかにしていいということではない。

力の入れどころを間違えたら、出るはずの結果も出ないよって話。

では、足りないのが能力でないとしたら何なのか?

それは認知度だよね、つまりは知られていないってこと。

知られていないというのは、この世に存在していないのと同じだからね。

存在していないものは評価のしようもないでしょ?だからまだ結果は出ていないのよ。

まあ、こんなことを言うと、「そんなことは分かってるよ!だから知ってもらうためにはどうすればいいか考えてるんじゃないか!!」とか反論が返ってきそうだけど。

どうすれば知ってもらえるのか?

では、実際のところどうすれば知ってもらえるのか?

初めに断っておくと、「これ!」という明確な答えはない。

そりゃあそうでしょ、そんなものがあったら誰も悩まないしみんなとっくに売れてるよね。

ということで明確な答えはないんだけど、ヒントとなる事例はいくつかある。

一つ目は BABYMETAL、以下の記事を読んでみてほしい。

BABYMETALプロデューサー・KOBAMETALが見た“世界と日本のエンタテインメント業界の違い” - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ
世界で受け入れられるには何が必要なのか? また、エンタテインメント業界における日本と海外の違いなど、世界各地で開催されているメタルフェスなどを例に挙げつつ、BABYMETALプロデュサーのKOBAMETALが語る。

──世界中のファンを熱狂させているBABYMETALですが、世界に通用するためには何が必要だと考えていますか?

あくまで僕たちの経験でしか語れませんが、存在が“ユニーク”かそうじゃないかという部分が問われているなというのはすごく感じましたね。アイデンティティというか。誰かのものまね、二番煎じみたいなものはなかなか通用しないんだなっていうことがはっきりとわかりました。

BABYMETAL のプロデューサー KOBAMETAL 氏は、「世界に通用するために何が必要か?」という問いに対して上記のように答えている。

ユニークというのは、独特、個性的って意味だね、その上で二番煎じでは通用しないと言っている。

ボクが色分けに否定的なのもまさにそれ、ももクロに限らずみんなやってる二番煎じじゃん!

それにさ、外から見たら逆に目立たないのよ、見分けがつくのはグループ単独で見た時だけ。

そういうのを「木を見て森を見ず」と言うんだね、要するに視野が狭いってこと。

今のスタダで一番個性的なのはばってん少女隊

ユニークという視点で今のスタダのグループを見た時、残念ながら BABYMETAL ほどのレベルで独創的なグループはないよね。

それでもばってん少女隊は独創的と言えるかな、それは「OiSa」によるところが大きいけど。

もともとボクはばっしょーのことは高く評価してたんだよね、過去記事にも書いたけど今でもばっしょーは世界を目指せると思ってる。

ももクロの妹グループ、その可能性について考えてみた ばってん少女隊編
BABYMETALが世界でブレイクしたのはアイドルとメタルの融合によるメタルダンスユニットというコンセプトが斬新だったことと、日本語で歌っているからなんだよね。 だから、ばっしょーはもっと博多弁にこだわったほうがいいし楽曲もスカコア一辺倒でいいのよ。 それにさ、方言女子ってかわいいでしょ?

ボク的にはスカコア+博多弁に特化してほしいと思っていたから、最初のうちは打ち込みの「OiSa」は微妙だったんだけど、インパクトがあって世間に届いてるからこれはこれでいいかな。

実際、YouTube のほうには有線きっかけで訪れてる人が多いよね。

ただ、いよいよブレイク間近ということろまで来てる感はあるんだけど、ちょっとこの先が難しくなった気もする。

と言うのも、「OiSa」のインパクトが強烈すぎるから次にどんな曲を持ってきたらいいか分からないのよね。

ここでのかじ取りを間違えると、いわゆる一発屋で終わってしまうかも知れないよね、そこがすごく心配ではある。

そんなばっしょーは、新曲「ばりかたプライド」をリリースするとのことで既に城島高原パークでのライブでお披露目したみたいね。

現時点(2021年5月15日)ではまだ曲の詳しいディテールは明らかにされていないけど、メンバーの感想からはカッコいい曲っぽいね、タイトルも博多感があってよさそう。

ということで、ここからはチームばっしょーのお手並み拝見といったところだね。

幸いチームばっしょーには優秀なブレーンや協力者がいるっぽいから大丈夫だとは思う、今度こそチャンスをつかんでほしいな。

アイドル×テックの可能性:クリエイターたちの磁場「ばってん少女隊」とは?「OiSa Volumetric Video ver.」
芸能事務所スターダストプロモーション所属で、九州を拠点に活動するアイドルグループ「ばってん少女隊」が、キヤノンや拡張現実(AR)のスペシャリストなどとコラボレーションした「OiSaVolumetricVideover.」。この楽曲動画は中毒性のあるフレーズとヴァーチャルパフォーマンスが融合したものだ。彼女たちのコンテン...

ファンができること、すべきこと

さて、前項までは主に運営サイドの問題を書いてきたので、それに関してはファンは見守ることしかできないよね。

というわけで、ここからはファンとしてできることを考えてみよう。

あ、ライブに行くとか円盤やグッズを買うというのは前提なので、当然それ以外のことね。

ひとつ前の記事やその少し前の記事でも書いたけど、やっぱりネット上での情報発信がカギになるかな。

ただ、そこにも一工夫は必よだよね、少しでも当たる確率を上げたいから。

一つ分かっていることは、何らかのきっかけでネット上のインフルエンサーに情報が伝わり、そこから大きく拡散していくことでヒットにつながるということ。

だとすると、インフルエンサーに向けて情報を投げるというのは有効かもね。

例えば、YouTube のコメント欄に「こちらもぜひ聴いて(歌って)みてください」とか書いてリンクを貼るとかどうだろうね?

ボクは今のところ TikTok も Instagram もやってないから詳しくないんだけど、そっちのほうはコメ欄にリンクは貼れるのかな?

ただ、これはあんまりしつこくてスパム認定されるとかえってマイナスだから、さじ加減は考えたほうがいいね。

今、世界が注目 邦楽は宝の山である

数年前から日本の過去の名曲や、大御所の作品が海外から注目されてるのを知ってる人もいるだろう。

特にシティポップと呼ばれるジャンルが人気みたいで、竹内まりやさんや山下達郎さんなんかの評価が高い。

他に、松原みきさんが歌った「真夜中のドア」がヒットしていてニュースにもなったよね。

この曲のヒットは、インドネシアの歌手で YouTuber のレイニッチさんが日本語でカバーしたのがきっかけと言われている。

日本語が武器になるというのは、坂本九さんや BABYMETAL ですでに証明済みだよね。

これはギタリストのマーティ・フリードマンも言ってるけど、邦楽(J-POP)はこれからもっともっと世界に広がっていくだろう。

邦楽の世界は例えて言うなら秘境だよね、ネットというインフラが整ったことで世界中の人がそこにアクセス可能になったというわけ。

そんなわけで、レイニッチさんにリクエストしてみるというのも手じゃないかな。

あとはピアニスト YouTuber のハラミちゃんとかね、まあハラミちゃんは割と有名な曲しか弾いてない印象だけど。

ぶっ飛んだアイデアが世界を変える

上記のアイデアはわりと誰でも思いつきそうだよね、それゆえに戦略としてはあまり魅力的ではないかも知れない。

てゆうか、どうせならもっと新しくて効果的な方法を思いつきたいよね。

ここで、最近読んだ「妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方」という本の中に、色々とヒントが載っていたのでその一つを紹介しておこう。

自分で「無理だ!」と諦めなくても、上司や教員に「そんなものできるわけないだろう」と否定されることは多い。他人の感想は、ネガティブになりがちなものだ。SNS では誰にでも気軽に「いいね」を押す人でも、自分が多少なりとも責任を負うことになる問題では、まずリスクを考えて消極的な姿勢になる。

しかし、妄想の段階ではそんなことを気にする必要はないだろう。かつて SF 作家のアーサー・C・クラークはこんなことを言った。

「高名で年配の科学者ができると言うときは正しい。でもできないと言うときはたいてい間違い」

長い経験を積んできた学者ほど新奇なアイデアを否定的に受け止め、「そんなことはできるわけがない」と言いたがる傾向は確かにあるだろう。でも、できるかどうかはやってみなければわからない。「私も昔それを試したことがあるが、うまくいかなかったよ」と言われるかもしれないが、昔と今では背景にある技術の前提条件が違っているかもしれない。

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新しいアイデアというのは、えてして否定されるものなんだよね、違和感があるから。

でも、違和感があるからこそ記憶に残るし、記憶に残っているからこそ口コミで広がりやすいという側面がある。

それに対して違和感なく受け入れられるものは、それだからこそ記憶に残らず忘れられていく。

そう考えると、違和感のあるアイデアのほうがより可能性があると言えるかも知れないね。

上記以外にも、既存の複数の要素を掛け合わせることで新しいものが生まれるとか、アイデアを生み出す発想法がいくつも載っているので、この本はあなたにもおススメかな。

ちなみに、BABYMETAL はアイドル+メタル、ももクロはアイドルにプロレスや戦隊モノの要素を加えたのが、その当時では新しかったんだよね。

現時点ではまだボクは推しの夢を叶えるための名案を思い付いていないんだけど、固定観念にとらわれず今後もぶっ飛んだアイデアを考えてサポートしていくつもり。

それとは別にあたらしいユニットについてはアイデアが湧いてきたんだけどね、それはまたおいおい披露するとしよう。(以下記事がそのアイデア)

スタプラ運営さん向け、タレントを売りたいならここに力を入れてみては?
ここのところスタプラでは、ロッカジャポニカやはちみつロケットが解散した後に、残ったメンバーに新メンバーを加えてリニューアルするとか、超とき宣やエビ中、ばっしょーが新メンバーを入れるといったように、新旧メンバーで一つのユグループを作るケースが増えてるよね。

もしも、あなたが推しの夢を叶えることができたとしたら

さて、もしも自分自身のアイデアで推しの夢を叶えることができたら、あなたはどんな気分になるだろう?

たぶん誇らしい気分だろうね、そしてそれは一生忘れることができない思い出となるだろう。

それどころか、それはあなたの人生さえも一変させることになるんじゃないかな。

だって、それがきっかけであなたのプロデューサーやマーケッターとしての才能が開花することになるから。

その結果、そういう仕事のオファーが来て一躍時の人になるかも知れない。

そんなわけで、推しの夢を叶える方法を考えることは、推しだけでなく自分自身のためにもなって人生が好転するのでおススメ。

 

 

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