異議あり!東北産の緊急いぎなり会議への違和感 目標設定はどうあるべきか?

2021年4月1日、突然に行われた会議

2021年4月1日に配信された、いぎなり東北産のYouTubeを視聴した人もいると思う。

これを見ていて非常に違和感、危機感を抱いたので、急遽なんだけどそれをちょっと文章にしてみることにした。

配信が途中で途切れたため続き

配信の前半は主にライブ等、今後のスケジュールについて。

ここは特に問題はない、ファンへのお知らせだからね。

問題は後半部分、今後の活動目標とそれに対するメンバーの決意表明の件。

これはコーチングを生業としているボクにとっては違和感たっぷりで、今後の東北産の活動がちょっと心配になってしまったよね。

浮上できない原因はどこにある?

今後のグループの活動についてマネージャーであるキャプテンEO氏(以下キャプテン)から、まずグループの活動がもうすぐ丸6年となり、これから7年目とることが告げられる。

そして、ここまでの活動に対する成果はあったのか?現状は満足のいくものなのか?といったかんじの問題提起がなされていたのよね。

まあここまでも問題ないかな、歩んできた道のりを振り返ること自体はべつに悪いことじゃないし。

そこから先がちょっと雲行きが怪しくなってくる、メンバーに対して「君たちは何を目標にして活動している(してきた)の?」といった問いかけがなされてた。

この問い自体も悪くはない、タレントの夢をサポートするのがマネージャーの仕事だから。

そもそも、タレントが何を望んでいるのか分からなければマネジメントのしようもないもんね。

ただ、口調が問い詰めるかんじというか、高圧的に感じてそこがとても気になった。

東北産のメンバーは全体的に元気で言い返せるからまだいいんだけど、これがばってん少女隊みたいな大人しいメンバーだったら完全に委縮してるでしょ。

まあ、そこのところに関して日頃のコミュニケーションがどんなかんじなのかは、ボクはよく知らないから一概に否定はできないけどね。

でも、べつにきつい言い方する必要はないでしょ、普通に言えば普通に理解できるはずだから。

ここまで見てくれば分かると思うけど、キャプテン自身は現状の東北産に対して大いに不満なご様子。

つまりはこんなはずじゃないと、この子たちは本来もっと上に行っていていいはずだと思ってるんだね。

だからこそグループの将来に関しても焦りがあるんだろう、まあその気持ちは分かる。

この時点までですごく引っかかったのが、その原因がメンバーにあるかのように言っていたこと。

敢えて厳しい言い方するけど、才能あるタレントを預かっていて結果を出せないのなら、それは大人が悪いでしょ。

メンバーに何も問題がないとまでは言わないけど、自身の責任についてもちゃんと言及して欲しかったよね。

なによりそこが残念だったかな、ももクロのマネージャー川上アキラ氏の言うとおり「大切なお子さんを親御さんから預かっている」わけだから。

この点に関しては、元中日ドラゴンズ監督の「三冠王」落合博満氏をお手本とするのがいいだろう。

落合氏は選手が結果を残せず勝てなかったら、そういう選手を使った監督の責任と言っていたんだよね。

そして、その言葉のとおり決して選手を責めることはなかった。

Bitly

できるかどうかではなくやりたいかどうか

話は今後の目標へと進んでいく、ここで気になった点がいくつかある。

再度言うけど目標設定(コーチングではゴール設定と言う)は必要なことだからいい、問題はその決め方というか決めさせ方。

ひと通りのやり取りを見ていると、どうもキャプテンの思う答えがあり、そこに誘導しているように感じたのよね。

これは絶対にダメ、ゴールは必ず“本人が心から望むもの”でなければならない。

どうしてダメなのか、ちゃんと説明しようとするとあまりに長くなってしまうのでここでは割愛。

簡単に言っちゃうと、人から押し付けられた夢は夢じゃないからってことね。

もう一つ、人から押し付けられたものだと、叶わなかったときにそれが言い訳になってしまうから。

ボクは東北産についてはそんなに詳しくはなかったので知らなかったんだけど、メンバーの葉月結菜さんは以前に楽天生命パーク宮城でライブがしたいと言ってたみたいね。

それに関して、キャプテンが結菜さんのその発言をたしなめていた。

それに対して結菜さんも、あの頃は何も考えてなかったと反省の弁を述べてたんだけど、これはもう最悪。

結菜さんは何も考えてなかったと言ったけど、実はそれこそが一番大事なのよね。

何も考えてなかったってことはそれが素直な気持ち、本音ってことでしょ、それを否定してどうするのって話。

そもそもさ、できるかどうかなんてやってみなくちゃ分からないじゃない。

さらに言えば、できるかどうかなんて実はどうでもいい話で、大事なのはやりたいかどうかなのよね。

だって、それが本当にやりたいことだったら絶対にやってて楽しいし、そういうことなら人から言われなくたってやるでしょ。

楽天パークでのライブが彼女たちの本当にやりたいことだとしたら、そこに至るまでの道のりも含めて楽しいはずだよね。

例えば、ディズニーランドに行くとなったらその道中もずっと楽しいでしょ?それとおんなじ。

だから、実現できなかったらどうしよう?とか余計なことは考えず、ただ心の赴くままに目指したらいいのよ。

それを大人が、「そんな夢を見てないでもっと現実を見ろ!」と言って目標を引き下げさせちゃうのがダメって言ってるわけ。

そもそもさ、本来やりたいことを取り上げられてやりたくもないことをやらされるんだとしたら、それはもう奴隷でしょ、そんなのいいはずないじゃん!

現実的な目標という間違い

よく「もっと現実を見ろ!」的なこと言われるでしょ?一番ありがちなのが学校ね。

受験シーズンになると、担任の先生が「○○大学は君の偏差値では無理だから、××大学にしなさい」とか言うでしょ?

さっきも言ったけど、そんなのやってみなくちゃ分かんないじゃん。

お前が決めんなって話だよね、人間の持っている能力ってそんなに低くない。

人は誰しも思ったことは実現できる能力はあらかじめ備わってるのよ、これはボクの持論であってまず間違いのないことだと思ってる。

でも現実はそうなっていないわけだけど、それは「お前なんかその程度の人間なんだよ!」という洗脳を受けているから。

学校に限らず家庭なんかでも、「お前はお父さんの子なんだからそんなことできるわけないだろ、夢みたいなこと言ってないでまじめに勉強しろ!」とか言ったりするよね。

そいうことを言う大人が、確かな根拠を持ってそれを言ってるのかといえばそんなものはないのよ、ただその人がそう思ったってだけで。

で、それを聞く側も「あぁ、確かにそうだよな・・・」って、なんとなく受け入れちゃうんだよね。

そうやって才能の目は摘まれていくわけ、その結果、世の中には十人並みの人が溢れてるというのが本当のところ。

楽天パークでのライブというのはそんなに現実離れした目標なのか?

東北産は「現実」なんか見てないで素直に楽天パークを目指せばいい、彼女たちならそれくらいは普通にできるから。

楽天パークのキャパは約3万人だよね、その数字だけを見ると大きく感じちゃうかもだけど、実はこれ、思ったほど大きな数字じゃない。

それはちゃんと理論立てて考えたら分かると思うよ、ということで以下にそれを証明する式を示そう。

まず現在の日本の総人口は約1億3千万人、これを3万人で割ってみる。

130,000,000÷30,000=≒4,333

つまり、日本人4,333人に1人が来てくれれば楽天パークは埋められるんだね。

たとえ4,332人にそっぽを向かれたとしても、1人を確実に落とせればいいってわけ、そう考えたら簡単でしょ?

補足すると、ここまでの数字は日本人のみを対象としているから、外国人も含めたらハードルはさらに下がるよね。

もう一つ付け加えると、4,333人のうちの1人しか落とせないほど東北産の実力って低くないでしょ?

控えめに見積もっても10人は落とせるよね、これでもかなり控えめな見積もりだと思うけど。

さらにもう一つ、実は今の東北産には大きなアドバンテージがある。

それは、まだほとんどの人にその存在を知られていないということ。

まあ、これは東北産に限らずももクロ以外のスタダアイドル全てに当てはまることだけど。

要するにまだそっぽさえ向かれてないってことね、だからもう可能性しかないよね。

ということで、再度言おう。

東北産は「現実」なんか見てないで素直に楽天パークを目指せばいい、彼女たちならそれくらいは普通にできるから。

ゴールは現状の外側に

コーチングのゴール設定における大前提は、現状のままでは到底叶いそうにもないぶっ飛んだものであること。

それは何故かというと、無限にある可能性に蓋をしてしまわないためなのよね。

何度も言ってるけど、できそうかどうかというのは単なる思い込みでしかない。

でも、その思い込みは現実世界に影響を与えちゃうのものなのよね。

だから、できないと思ってしまったらそのとおりの現実を生み出してしまうってわけ。

そして、「ほうら、やっぱりダメだった・・・」って自分を納得させちゃうのよね。

つまりは自作自演ってこと、それが真実。

これは決してカルト的な思想じゃない、いわゆる「引き寄せの法則」にはちゃんとした科学的根拠があるのよ。

まあ、それもちゃんと説明しようとすると、それだけで軽く本一冊くらいの内容になっちゃう。

なので、ここではしないので興味のある人はぜひ学んでみてね、世界が一変するくらいインパクトあるから。

Bitly

ごく一部だけを簡単に説明すると、やろうと思わないことに対してはそもそも行動を起こさないから、当然できるようにもならないっていう当たり前の話。

あと、厳密に言えば楽天パークでのライブというのが現状の外側かどうかというと、ちょっと怪しいんだよね。

だけど、それもとりあえずこことではよしとしておこう、話がまとまらなくなるから。

大きな目標を達成するための小さな目標

さて、ここまで色々と言ってきたけどキャプテン氏もべつに東北産の可能性を否定してるわけじゃないのはよく分かる。

というか、信じてるからこその苦言なんだよね、配信からもメンバーに対する愛情はものすごく伝わってきた。

もうちょっと想像を働かせてみると、キャプテンにとっても楽天パークでのライブというのは夢なんだろうね。

でもそこへ行くまでにはいくつかのステップを踏む必要がある、だからまずそこを明確にしよう(させよう)というのが会議の意図するところだったのではないかな。

そのステップの一つとしてキャプテンの中には日本武道館というがあって、それをメンバーの口から言わせたかったというのが真相と見た。(言わせるのはダメなんだけどね)

だからキャプテン共々目標を実現してほしいよね、そういう光景は絶対に皆産も見たいでしょ?

楽天パークでのライブが実現したら

では最後に、楽天パークでのライブが実現したらボクがやってほしいと思っていることを記しておこう。

それは、「3000ays」と「Let’s Sing a Song」をやってほしいってこと。

これ、本編中にやるのは難しそうだから、アンコールをこの二曲するのがいいのかな。

まあ、これに関しては賛否両論かも知れないけどあくまで個人の願望ということで。

そんなわけで、楽天パークでのライブの早期実現を期待。

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