スタプラアイドルさん向け まだ何者でもない無限の可能性を秘めたあなたへ その2

前回記事は以下から。

スタプラアイドルさん向け まだ何者でもない無限の可能性を秘めたあなたへ
ここまでに中森明菜さん、小泉今日子さん、布袋寅泰さんなどビッグネームを取り上げたので、もしかしたらあなたはビビッてしまったかも知れませんね。 私なんて全然すごくない、私はそんな人たちのようにはなれない、もしそう思ってしまったとしたら、今すぐその考えは捨ててください。

女性アイドル25歳定年説を考える

女性アイドル25歳定年説というのがあるみたいですね、高橋みなみさんとか指原莉乃さんも25歳の時にグループから卒業しました。

そういう先例を見てみると、25歳あたりを一つの目処と考えている人が多いのでしょうか。

でも、25歳まで続けた人というのは皆それなりの実績を残した人なんですよね。

実際にはそこまで続けないというか、続けられずに辞めていく人のほうが多いみたいです。

多くの人は、20歳までに見切りをつけて別の道を選んでいます。

それはきっと、その時点での自分がもともと思い描いていた未来とは違っていたからなんでしょうね。

ただ、この傾向は少しずつ変わってきていて、25歳を超えてもアイドルとして活動する人は増えてきています。

あなたの尊敬する先輩ももクロもそうですよね、この2021年には最年少のあーりんも25歳です。

その原因は、1986年に制定された男女雇用機会均等法と、少子高齢化、それと20年以上も続く不景気(デフレ)でしょうかね。

「めぞん一刻」という漫画があります、「ビッグコミックスピリッツ」誌において1980年から1987年まで連載されたラブコメ漫画の金字塔的作品です。

この作品の中で、主人公である「管理人さん」こと音無響子さんが、騙されてお見合いをする回があります。

このお見合いをどうしても破談に持ち込みたい管理人さんは、相手のご両親に自分の印象を悪くするように仕向けます。

めぞん一刻

相手の母親から年齢を問われた際に、「大年増(おおどしま)ですわ、秋には27になります」と答えていますよね。

このセリフ、あなたにはピンと来ないかも知れませんが、当時は25歳くらいが女性の結婚適齢期とされていたんです。

そのせいもあって、女性の多くは就職してもすぐに結婚、退職してしまうので、企業は男性と同じ雇用条件では雇わなかったんですね。

それが男女平等や同一労働同一賃金の観点から問題視され、男女雇用機会均等法が作られたというわけです。

それによって女性の社会進出が進み、その影響で晩婚化や未婚化も進んだことと不景気による賃金の伸び悩み、低下も進んだことから現在の少子化へとつながっているんですね。

少子化すると人材は不足します、そして不足すると寿命は延びるんですよね、なかなか代わりの人が見つからなくなるので。

30年前とかだと、30代以上でグラビアをやっている女性はまずいませんでした。

でも、今だと普通にいますよね、それどころか40代の人も珍しくありません。

つまりそれだけ寿命が延びてるんです、それはアイドルさんでも同じなんですよね。

なので、これからは30代でもアイドルって人がどんどん出てくるでしょう。

実際、Perfume や Negicco は既に全員30代だし、Negicco にいたっては全員が結婚だってしてますからね。

今後は、そういうのが普通になっていくのかも知れません。

そのカギを握っているのがももクロでしょう、ももクロから結婚するメンバーが出てきたらその流れは一気に加速するはずです。

そんなふうに近年になって少しずつ寿命は延びてきているとはいえ、多くのアイドルさんが若いうちにやめてしまっていたので、アイドルができるのは若いうちだけという固定観念が生まれてしまったんでしょうね。

それに関して、特に大きな影響を与えたと思われるのが山口百恵さんです。

百恵さんはなんと21歳の全盛期の時に結婚、そのまま芸能界から引退してしまったんですよね。

その引き際の鮮やかさもあって、それがアイドルの、というか女性の理想の引退の形と思われたんじゃないですかね。

今では死語になりつつあるのかも知れませんけど、一般社会でも「寿退社」という考え方があり、女性は早めに結婚して家庭に入ることが当たり前とされていたんです。

ちなみに、百恵さんのラストコンサートは映像化もされていて、最後にマイクをステージに置いていくシーンは今でも伝説となっています。

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あきらめるのが早すぎやしませんか?

これまで多くのアイドルさんが若くして卒業、引退してきたせいもあって、あなたもアイドルができるのは若いうちだけって思ってるかも知れませんね。

確かに前例がないとなかなかイメージができないですから、この先もアイドルを続けていこうとは考えにくいのも理解はできます。

その上、数年間活動してきてなかなか思うようにブレイクできずにいたとしたら、「このあたりが限界かな?」と考えてしまうのもまた無理はないでしょう。

でも、それらが理由で夢をあきらめるんだとしたら、ちょっと待ってください。

女性アイドル25歳定年説なんていうのはただの固定観念にすぎません、法律とかで決まっているわけでもないので自分の考え一つでどうにでもなります。

現に Perfume や Negicco はオーバー30ですし、ももクロも(2021年6月11日以降は)全員が25歳以上ですよね。

何歳になろうと続けたかったら続けたらいいんです、他人がどう言おうが関係ありません。

それに、人がやらないことをやったほうが注目されますからブレイクの可能性もその分高くなります。

40歳でブレイクとかしたら逆にカッコいいですよね、どうせならそういう先駆者になるのもよくないですか?

また、思うように人気が出ないというのもまだ見つかっていないからであって、良いか悪いかという評価すらされていないというのが実際のところです。

そんな状況で辞めちゃうのって、あまりにもったいないですよね。

ちなみに、Perfume は2000年の結成から「ポリリズム」でブレイクするまで7年くらいかかってます。

また、アイドルではないですが1974年結成のTHE ALFEE(アルフィー)は、1983年に「メリーアン」がヒットするまで9年かかっています。

さらに、大友康平さんのハウンド・ドッグは1976年結成ですが、1985年に「ff(フォルテシモ)」がヒットするまで同じく9年かかっています。

彼らがどうしてブレイクしたのかといえば、それは途中であきらめずにやり続けたからですね。

続けている限り必ずチャンスはあるんです、だから途中であきらめることだけはしてほしくありません。

まあ、続けるも辞めるも個人の自由ですから他人であるボクがとやかく言うことではないんですけどね。

ただ、どちらにせよ悔いのない選択をしてほしいなとは思っています。

無謀と思えるような夢をぶち上げましょう

さて、ここからはあなたがアイドルを続けることを決めたという前提でお話していきますね。

ビジネスの世界では、「犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛んだらニュースになる」ということが言われます。

もしも人が犬を噛んでいるのを見たら、あなたもきっと誰かに話さずにはいられないでしょう。

写真や動画を SNS にアップしたらバズること間違いありません、瞬く間に拡散されるはずです。

では、今のあなたやあなたのグループに、人が犬を噛むような誰かに話さずにはいられない要素はあるでしょうか?

ないですよね、あったら既にブレイクしていてもおかしくありません。

ももクロが結成された頃、アイドル+プロレス+戦隊ものという形はまだ珍しかったんですよね。

てゆうか、そんなことしてるのはももクロくらいだったんじゃないでしょうか。

その斬新だったコンセプトも、今ではアイドル自らがレスラーとしてリングに上がるくらいですからもう珍しくはありません。(SKE48の荒井優希さんとかね)

だから、違うことをしないと注目はしてもらえないんですよね。

そこで、実際に何をしたらよいかってことになるんですけど、すぐにいいアイデアは浮かんでこないと思います。

それは、固定観念が邪魔をしてしまうからなんですよね。

そこを突破して画期的なアイデアを生み出すために必要なのは、実現性を無視して考えることです。

「こんなことはできそうにないな・・・」とか「こんなこと言ったらバカにされるかな?」なんて考えてしまうと、当たり障りのないアイデアに落ち着いちゃうんですよね。

そうなると当然バズりませんからブレイクにもつながりません、だからむしろ絶対に無理って言われるくらいのほうがいいんです。

そんなふうに考えると、例えば南極でライブをするとか宇宙に行く最初のアイドルになるとか、今まで思いつかなかったようなアイデアも出てくると思うんですよね。

いいアイデアが思いついたら勇気を持ってそれを宣言しましょう、せっかくのアイデアも人に対して表明しないことには話題にもなりませんから。

あ、宣言したらもちろん実現のために行動してくださいね、言いっぱなしは絶対にダメです。

ちなみに、BABYMETAL の夢は「世界征服」です。

世界征服

日本なんかはるかに飛び超えて世界ですよ、しかも「進出」ではなく「征服」と言っていますから初めから頂点を目指してたわけですね。

さらに言うと、ヘヴィメタルという思いっきり男性中心でなおかつ決してメジャーとは言えない音楽ジャンルに身を置きながらですからね、普通に考えてたらそんなことはまず思い付きません。

彼女たちが最初にそれを言った時、たぶん誰も本気にしていなかったと思います。

でも今、その宣言どおりに世界で活動しているんですよね、つまり本人たちはいたって本気だったってことです。

ももクロの場合は「笑顔の天下を取る」です、2014年の国立競技場での百田夏菜子さんの言葉ですね。

要するに世界中の人を笑顔にすると言ってるわけです、これもまた無謀と思えるほどの大きな夢です。

そしてももクロもまた宣言どおりに活動を続けています、2017年以降の「春の一大事」はそれを具体的な形にしたものですね。

無謀だからこそ人がついてくる⁉

そんな無謀と思えるような夢であっても、真剣に追いかけているとその姿は必ず人の心を打ちます。

むしろ、無謀であればあるほど応援したくなるものです、そしてそういう人が熱狂的なファンになってくれるんですよね。

そういうファンの熱量が周囲に伝播していき、それによってどんどん新規のファンが引っ張られてきます。

あなたも人だかりができていると気になりますよね、そこで起きていることが面白かったら興味を持つはずです。

それが常識はずれであればあるほど人は引き込まれます、無茶なことしてる人って何だか目が離せないですもんね。

だから、無謀と思えるような夢を掲げたほうがいいんです。

また、そのほうが成し遂げた時の達成感もより大きいし、自分に誇りも持てますからね。

というわけで、ぜひ今からでも無謀と思えるような夢を掲げてみてください、そして実現に向けて行動してください。

これ、実際にやってみるとある劇的な変化が起きます、どんな変化が起きるかはやってみると分かりますよ。

スタプラアイドルさん向け まだ何者でもない無限の可能性を秘めたあなたへ 3
というわけで、ドリームキラーが悪いというのは大前提ですが、彼らを責めたところで現実には何も解決はしません。 なので、とても腹立たしいことではあるのですが、そういう攻撃を受ける側が対処するというのが最善の策となります。

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