歌が上手いだけでは売れない
宇多田ヒカルさんとか椎名林檎さんとか夏川りみさんとか、歌の上手い人はたくさんいるよね。
そうした人たちを見ていると、歌が上手いから売れているようにも思えるんだけど、実はそうじゃない。
歌が上手いから売れてるんじゃなくて、売れている人の中に上手い人がいるというのが実際のところなんだよね。
歌が上手いから売れているんじゃないとしたら、売れている理由は何なんだろう?
そう考えてみると、いくつか気づくことがある。
それは、売れている人の中には個性が際立っている人が多いということ。
宇多田さんでも林檎さんでも、聴けばすぐにその人だって分かるでしょ?そういうのが大事だってことね。
思えば宇多田さんのデビューは衝撃的だった、後に発売されたアルバム「FIRST LOVE」のCD 販売枚数は日本歴代1位で、これはもう破られることはないだろう。
まあ、それはマーケティングがすごく上手かったというのもあるんだけどね。
「OiSa」で分かった売れるために一番必要なこと
ばってん少女隊の「OiSa」が、2021年4月の有線のお問い合わせランキングで1位になったらしい。
これは、「OiSa」という曲がそれだけ耳に残る、クセになる曲だということ。
実際 YouTube のコメント欄には有線を聴いて調べてきたって人が多い、てゆうかほとんどがそんな人だよね。
チームばっしょーは作者の渡邊忍さんに対しては感謝してもしきれないくらいだろう、メジャーデビュー曲の「おっしょい!」もアンセム曲だし。
この「OiSa」のヒットで思い出したよね、売れるために一番必要なのはヒットする曲だってことを。
中森明菜さんもデビュー曲の「スローモーション」はあまり売れなかったけど、2作目の「少女A」がヒットしたから伝説にまでなったんだよね。
もう少し補足すると、「少女A」があったからこそ次作の「セカンドラブ」が最大のヒットになったんだよね、振り幅の大きさがよく効いていたから。
個人的には、「スローモーション」をアメフラっシの鈴木萌花さんがカバーして曲をリリースしてほしいと思ってるんだけどね、似合いそうだからさ。
そんなことを考えたんだけど、BEYOOOOONDSの島倉りかさんがカバーしてる動画を発見してしまった。
ってことで、萌花さんの件はちょっと無理っぽいかな、残念。
まあ、時代を超えた名曲だから誰かしらカバーするよね。
THE ALFEE なんかはデビューから10年くらいまでヒット曲もなかったけど、「メリーアン」が当たってからトップに駆けあがって東京ドームのこけら落としを行うまでになった。
※. 東京ドームでのこけら落としに関しては、THE ALFEE はマーチングバンド世界選手権のゲストとしての出演なので正式なこけら落としとは言えないという説もある。
一番最初に単独公演を行ったのはミック・ジャガーで1988年3月22日、日本人アーティストでは HOUND DOGの1988年3月28日。
なお、初めて2日間興業を行ったのは BOØWY で 1988年4月4日と5日。
また、寺尾聰さんなんかは「ルビーの指環」がヒットしたことによって、それ以前にリリースしていた「SHADOW CITY」や「出航 SASURAI」にまでスポットが当たりヒットしている。
これはチェッカーズなんかもそうだったね、2曲目の「涙のリクエスト」がヒットしたことでデビュー曲の「ギザギザハートの子守歌」もヒットした。
ちなみに、「ギザギザハートの子守歌」は ADO さんの「うっせぇわ」の元ネタとも言われているね。
そんなふうに、ヒット曲にはアーティストの人生の一変させるパワーがある。
まあ、それを生み出すのが一番難しかったりもするんだけどね。
とはいえ、ヒット曲を授けてあげることが一番タレントのためになり事務所のためにもなることだから、運営には一切の妥協なく、曲作り、曲選びを望む。
TikTok から今度はももクロがバズる
瑛人さんの「香水」のように、TikTok が起点となってヒット曲が生まれるケースが増えてきてるね。
そんな中、エビ中の「仮契約のシンデレラ」に続いてももクロの「ニッポン笑顔百景」がバズってるね、しかも世界で。
これは、アメリカの一般女性がアニメ「じょしらく」の映像と共にアップしたのがきっかけとされている。
その動きはサッカーの元アルゼンチン代表カルロス・テべスにまで波及、家族とともに踊る動画が話題になっていたね。
この曲がバズった理由をボクなりに考えると、「和」の要素があるからじゃないかな。
我々日本人からすると当たり前のことでも、外国人の視点で見ると決してそうじゃない。
てゆうか、あらゆる点で違うから新鮮なんだと思うよ、音楽も踊りも衣装も。
実際、過去には着物をモチーフにした中森明菜さんの「DESIRE -情熱‐」の衣装を、当時一世を風靡したマドンナが真似たなんてこともあった。
前にも言ったけど邦楽は世界の秘境なのよね、この流れはまだこれからも続くどころかさらに加速していくと思うよ。
スタプラはそろそろ新人だけのグループを作るべき
ここのところスタプラでは、ロッカジャポニカやはちみつロケットが解散した後に、残ったメンバーに新メンバーを加えてリニューアルするとか、超とき宣やエビ中、ばっしょーが新メンバーを入れるといったように、新旧メンバーで一つのユグループを作るケースが増えてるよね。
でも、時間の経過とともにかつての年少組も18歳~20歳になってきたから、そろそろ新人だけで新しいグループを作るべき時じゃないかな。
ということで、もしも新グループを立ち上げるならこんなグループがいいんじゃない?というボクなりのアイデアを発表しよう。
もちろん作るからには売れるのは前提で、しかも世界を目指せるようなグループを作りたいよね。
となると、やっぱり歌は上手いほうがいい、その上で個性が際立っていること。
そういった条件で考えた時にボクの中で思い浮かぶのが、和楽器バンドの鈴華ゆう子さん。
鈴華さんの歌声は、詩吟がベースになっているみたいで独特だよね、一聴してすぐ彼女と分かる。
対世界という視点で考えると、こういう和のボーカルがいいと思うのよね。
ただ、クセが強いので基本的にはソロ歌唱になるかな、こういう人が複数いるとボーカル同士(の声)がけんかしちゃいそうだから。
それに、歌えるだけじゃなくダンスもできなきゃいけないわけだからね。
そう考えると、そういう人を探すだけでも大変だろう。
なので、やっぱり BABYMETAL のようなスタイルがいいかな、ボーカル+スクリーム(合いの手)ってかんじね。
でも、3人だとBABYMTAL のパクリみたくなっちゃいそうだから、ツインボーカルにスクリーム2人、もしくは3人といった編成がいいかな。
で、楽曲は演歌調のものがいいよね、ボーカルを最大限に生かすためにも。(演歌とロックの融合みたいな曲ね)
これらの要素を取り入れたグループは、ももクロ、和楽器バンド、BABYMETAL のいいとこ取りしたようなイメージだね。
ボクが知っている限りではそういうグループって存在しないよね、だから今から急いで作ればオンリーワンになれるよ。
さてスタプラさん、こんな次世代グループを作ってみては?
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