ライブスタイルダンジョン Vol.2 観戦記 Vol.3以降に望むこと

ライブスタイルダンジョン観戦記の第3回、今回は今後のライブスタイルダンジョンに対してボクが望むこと。

過去2回を観てきて、これは久しぶりのヒット企画だと思う。

2016年の初めにやった「俺の藤井タイナマイト」というイベントがあったけど、あれをベースに改良を加えたかんじなのかな。

審査員に公平さを求めるなら

俺の藤井も同じように1対1でのバトル形式だったんだけど、あの時は勝敗をファンの声援の大きさで決めたんだよね。

でも、それだとファンベースの大きいグループのほうが有利なわけで、実際に優勝したのはやっぱりももクロだった。

ライブスタイルダンジョンは、そのあたりを改良して審査員によるジャッジで勝敗を決める形にしたんだろうね。

ただ、参加グループの中に推しがいる審査員がいたりと公平性に疑問符が付くこともあった。

まあ、ボク自身はそれもアリかとは思ったんだけど。(その理由に関しては過去記事に詳しく書いた)

ライブスタイルダンジョン Vol.2 観戦記 多事務所によるガチンコバトル
二回目となった今回は前回覇者の桜エビ~ず、2位のはちみつロケット、3位のアメフラっシのスターダスト勢と、他事務所からアップアップガールズ(2)、monogatariが参戦し、なおかつ審査員が5人となったことで引き分けも排除されて、よりガチ感の強いイベントになってたね。

そういう不公平を解消するとしたら、参加グループの推しを一人ずつ審査員にするって手もあるね、5人の審査員にそれぞれ別の推しがいるなら公平でしょ?

ライブスタイルダンジョンはどんどん門戸開放するべし

今回のライブスタイルダンジョンで、ボクが特に素晴らしいと思ったのは他事務所のアイドルを入れたこと、これはホントにファインプレーだと思う。

何故なら、内輪だけでやっていてもあまり話題にならない(なりにくい)からね。

とは言っても、まだ始まったばかりで現時点ではまだそれほど大きく話題になっているというわけではない。

でも、それはやっていくうちに変わってくるんじゃないかな。

話題になるためにはやっぱり質の高いイベントにしていく必要があるよね、後は参加することへの具体的なメリットがあるとさらにいい。

メリットと言ってもそれはべつに賞品とかいう話ではなくって、参加することでグループの知名度や評価が上がるってことね。

あそこに出たらおいしいって思わせられたら参加志望も増えるでしょ、だから敗者の商品価値を守るための配慮はちゃんとしないとダメなわけ。

だって、それがないとオファーをしても相手が二の足を踏むでしょ?そうなったら広がっていかないもんね。

ライブスタイルダンジョンをアイドル界のM-1グランプリに

そういったことも踏まえて次回は他事務所のアイドルが優勝するといいね、ガチンコバトルだからそこはもちろんコントロールはできないわけだけど。

今回もアップアップガールズ(2)あたりはいい勝負してたし、monogatariのほうも一度経験を積んで戦い方も分かっただろうから、次回も出てくるようなら変わり身に期待できそうだよね、いきなり優勝しても全然不思議じゃない。

ボクは、このイベントがアイドル界のM-1グランプリになったらいいと思ってるのよね。

M-1は吉本興業の主催だけど、ちゃんと他事務所の芸人さんにも門戸を開放してるでしょ?

ちなみに、M-1では第二回大会に松竹芸能のますだおかだ、第四回では人力舎のアンタッチャブル、第七回ではグレープカンパニーのサンドウィッチマンと、過去に何度か他事務所の芸人さんが優勝している。

他事務所のアイドルが優勝するとイベントの信頼度も上がるのよね、それにその事実が参加するアイドルに勇気を与えることにもなるしね。

ゆくゆくは予選、本選の二段構えに

そうやってイベントのステイタスが上がってきたら、参加グループを増やすのもいいと思う。

ただ、現状の5グループによる総当たり戦形式だと所要時間が約3時間だから、一度のイベントでこれ以上グループを増やすのは無理だよね。

なので、参加グループを増やそうと思ったら単純に開催数を増やすしかないのが実際のところ。

ではどうするかというと、予選と本選を分けることが考えられるかな。

予選を5回行ってそれぞれの優勝グループによる決勝大会をやるとしたら、25グループまで参加できるもんね。

それくらいの規模になってくると協賛企業とかも付きそうだよね、そしてそうなると予算的にも充実するからより豪華なイベントになっていくだろう。

あ、そう言えば優勝グループへの副賞は「叙々苑」のお食事券10万円分みたいだけど、あれは叙々苑さんが協賛してるのかな?

名前を出してるからそうなのかも知れないけど、そうなると「安楽亭」とコラボしてるときめき宣伝部(とき宣)は出づらいかもね。

話を戻して、そこまで行くと「アイドル村」の外まで届くような魅力的なイベントになっているだろうね、そこがライブスタイルダンジョンの目指すべきところだとボクは思う。

あともう一つ、これはマストではないんだけど、イベントの主催を参加事務所の中で持ち回りにしたらいいかもね。

まあ、それは業界全体の底上げを考えた上での理想だけどね、但し実現の可能性は低そう。(ファンにとってはあまり関係ない話だけどね)

ライブスタイルダンジョンに48や坂道の参加はあるのか?

さて、ここまでイベントが育ったと想定した上でボクには一つ気になることがある。

それは、48や坂道といった秋元康氏系(?)のグループの参加はあり得るかということ。

実際問題として参加しなくても特に影響はないとは思うんだけど、巻きこむことができたらより話題にはなるから、業界全体にとってはいいことではあるかな。

ただ、仮に参加するとしてもトップチームは出てこないだろうね、やっぱり「格」ってあるからさ。

だから、出てきたとしてもそれは若手選抜みたいなもんになるかな、そもそもライブスタイルダンジョン自体が若手の登竜門的なイベントなわけだしね。

まあこれもマストではない、単に出てきたら面白いよねっていうくらいの話。

最後に

というわけで、これが現時点でボクが思っているライブスタイルダンジョンに対しての将来の展望である。

わりと実現可能なプランだと思うけど、あなたはどう思う?

とても面白いイベントなのでうまく育てていってほしいな、これがスタダのみならず業界全体の活性化のための起爆剤になるといいね。

3回に渡って書いてきたライブスタイルダンジョン観戦記、こんなにたくさん書くことになるとは思わなかったな。

まあ、それだけ語れるくらいの魅力と可能性を秘めたイベントってことだろうね。

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