ももクロ、泉谷しげるさんのお誘いで阿蘇ロックフェスへ
阿蘇ロックフェスティバル、泉谷しげるさんが噴火災害で観光客が減少した阿蘇の状況を憂慮し、2015年から続けているイベントで、今年(2019年)は福岡県北九州市で行われたイベントである。
ももクロは泉谷さんからのオファーを受けてこのフェスへ出演することになったみたいね、その際にバンド演奏へのチャレンジも提案されたようで、これを快諾(?)している。
きっと「いつ何時誰の挑戦でも受ける」という“猪木イズム”溢れるマネージャー川上アキラ氏が二つ返事で受けたんだろう、そんな気がしている。
今回のオファーはたぶん、以前「ももいろフォーク村(現しおこうじ玉井詩織×坂崎幸之助のお台場フォーク村NEXT)」に泉谷さんがサプライズ出演したことがキッカケじゃないかな。
泉谷さんはそのずっと前からももクロのことは高く評価していたらしい、映画「幕が上がる」を観て感心したといった感じのことを言ってたしね。
フェスでももクロが演奏をすることの意味
フェスでのバンド演奏というのはももクロにとってはとんでもない無茶振りだっただろうけど、ボクは素晴らしい提案だったと思ってる。
だって、それによって新たな可能性の扉が開くかも知れないでしょ?
いや、きっと開くだろう、というか開いてほしい。
例えば、フォーク村を坂崎さんから引き継ぐとかね。
坂崎さんだっていつまでも現役でいられるわけじゃないから、当然いつかは番組を退く時が来るわけで、その時にももクロが受け皿となれるくらいの存在となっていれば、自然とそういう流れになると思うよ。
まあ、それはまだまだ差し迫った話ではないから追い追いといったところかな。
そんなフォーク村の件は別としても、これからのももクロにはアイドルというよりミュージシャンでいてほしいのよね。
そもそも何がアイドルで何がアーティスト、ミュージシャンなのか、明確な定義があるわけでもないから肩書き自体はアイドルでもいいんだけど、音楽活動がメインであるという軸はブレないでいてほしいと思ってる。
それに、引き出しは一つでも多くあったほうがいいでしょ。
あ、でもそれはももクロには既に築き上げてきたものがあるからであって、まだ何も確立できていない人が中途半端に手を出すというのとは訳が違うからね。
それはむしろやっちゃいけないこと、いろいろと模索すること自体はいいことだけど、その場合はある程度までは腰を落ち着けてやらないとね、目が出る前にやめちゃったらもったいないからさ。
ちなみに、バンド演奏ができるようになるとライブの見せ方(魅せ方)もバリエーションが増えるよね、DMBを途中で休ませることもできるし。
「ピンキージョーンズ」そのまま、アウェイでしか得られないもの
そんなももクロがフェスで披露したのは「泣いてもいいんだよ」、中島みゆきさん提供の楽曲である。
これはサポートとしてドラムを担当した元銀杏BOYZの村井守さんが、みゆきさんの従兄弟という縁からの選曲と思われる。
楽器演奏自体はこれまでもフォーク村ではやってきていて、それは生放送なこともあるから確かに緊張感はあるだろうけど、CS放送ということもあって基本的にファンしか観ていない。
その上で現場も坂崎さんをはじめスタッフも気心の知れたメンバーだから、そこはやっぱりホームなのよね。
フェスというファン以外の人もいるアウェイの中での演奏は初めてで、たぶん緊張感はこれまでの比ではなかっただろう。
でもね、そういう緊張感の中でやるのが成長のためには一番なのよ、だからそんな機会を与えてくれた泉谷さんには感謝だよね。
これはもう完全に「ピンキージョーンズ」だよね、「逆境こそがチャンスだぜぃ」っていう。
これを機にももクロはまた一歩階段を上がったはずである、そしてそれは今後いろんな形で現れてくるだろうね。
実はボクにはももクロにどうしてもやってほしいことがあって、それは今回のことと密接に絡んでるんだけど、それはまたいずれ書くことにしよう。
ということで、阿蘇ロックフェスについての感想はここまで。
と言っても、現場のことは何も観てはいないんだけどね。
テレビとかでやってくれないかな、九州朝日放送主催みたいだから「ももクロChan」あたりで少し触れるかな?
でも、BSあたりでやってほしいよね、できればだけど。
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